ひとつのことを極めるか、いろいろやるか

生きていく上で、または仕事をしていく上で、
「1つのこと」に絞ってやっていくのか、それ
ともいろいろなことをやっていくのか、悩まし
いところです。

そりゃ、1つのことを極めた方がいいよ、と言
う人が多いでしょう。

社会で活躍されている人とか、たくさん稼いで
いる人、有名人なんかは、もちろん、1つのこ
とをしっかりやってきて、実績を積み重ねてき
ています。

そういった人がこれからも活躍していくことで
しょう。

2週間前位に、Clubhouseのことを書きました。
以後、たまに開いて「ルーム」に入ったりする
のですが、そこではまだ一切口を開いていませ
ん。

それはなぜかというと、何か「すごい人」「有
名人」「実績を積み上げている人」ばかりが話
をしていて、何の実績もない人間が入ってお話
をすることが出来ない、と思ってしまうのです。

僕の場合は、ちょこちょこいろいろなことをや
ってきてはいるのですが、全く誇れる実績など
もなく、物怖じしてしまいます。

実績全てが中途半端なのですよね。

「何か一つ、極めておけばよかった」と思って
いるところです。

ただ、その生き方、その仕事の仕方がいいかど
うかというと、絶対にそうだというわけでもな
い、というのが最近思うところです。

もちろん、イチロー選手のように、極めてきわ
めて、あそこまで到達できるのであれば全く問
題ありません。

しかし、これからの時代、何が起こるかわから
ないし、将来のことなどまったく読むことが出
来ません。

自分が極めようとしていることが、ダメになっ
てしまうことなど、たくさんあろうかと思いま
す。

その極める姿勢は、何をやるにも役に立つはず
ですので、極めていくこと自体は全く問題ない
とは思いますが、世の中が変わってしまうこと
も考える必要があると思います。

今僕がやっている仕事なども、全くダメになる
(やれなくなる)可能性があると思っています。

それを考えて、いろいろなことが出来るように
なっておく、余裕を持たせておく、遊びを持た
せておく、といったことも大事なのではないか
と思うのです。

一番いいのは、いろいろなことをやっていき、
その時その時で時代に合わせ(時代に合わせる
のは難しいことですが)、変貌していき、その
時その時で一つをなるべく極めていく、という
生き方かもしれません。

これがダメならこれをやる、ということを作っ
ておいて、いざというときに(なるべく少し先
回りして)それを極められるようにしておく
(それで生活できるようにしておく)というの
がいいのではないかと思います。

そんな都合のいい生き方もなかなか難しいです
が。

また、極端なことを言うと、何かを極めなくて
も生きていける世の中になっていきます。

普通に生きていても、贅沢なことをしなければ
生きていけます。

だから、さみしい生き方かもしれないですが、
大きな目標を立てることなく、日々を丁寧に生
き、たまたま時代とやっていることが合致すれ
ば素晴らしい、といった生き方もいいでしょう。

なにも、全ての人が必死になって、何かの地位
みたいなものを得る必要はないのです。

自分なりの生き方があるはずです。

僕などはまだまだ未熟であり、中途半端にその
地位みたいなものを追いかけてしまうのですが、
それも疲れるものです。

そういったものなしで、淡々と生きていくとい
うこともこれからは考えていいと思います。

まあ、何にしても、ストレスを抱えず楽しく、
健康に生きていくことが一番素晴らしいです。

人生を楽しんでいきましょう。



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