会社四季報を通読する
おはようございます。山本憲明です。
スカパーでカープの試合をほとんど観ていますが、
現実的に今年はもう優勝は無理でしょうね。
ただ、「今年はもうだめだ」と毎試合思いながらも、
勝てば嬉しく、結局観てしまいます。
1992年から2015年までは暗黒の時代で、一生優勝を
見られないと思っていましたが、セリーグ3連覇は
幸せな時間でした。
FA選手を取らなかったり、成長した主力が流出
してしまう流れがあって厳しい面はありますが、
またチームを立て直して頑張ってほしいですね。
<会社四季報を通読する>
現在、会社四季報を通読しています。
もうすぐ秋号が発売されますが、
夏号の大きい版をを1ページから全部読む
ような作業をしています。
大体一日100ページ位読むような感じで
進めています。
なぜこんなことをしているかというと、
投資をする対象の会社を見つけるため
なのですが、これをやるととても
勉強になる気がしてきました。
株価は最終的には業績に比例する可能性が
高いので、業績が今後伸びる会社を
見つけることが大切なのですが、
全部を読んでいると、ある程度では
ありますが、日本社会全体の流れが
見えてくるような気がしています。
どのような業種の業績が伸びているのか、
どのようなことをどんな切り口でやると
売上や利益が増えていくのかなど。
それ以外にも、営業利益率とか、営業利益
と純利益の差とか、○年に急に利益が
増えているが、翌年には急に赤字に
なっている、その原因はとか。
読みながら、いろいろなことを想像して、
気になったことは調べるようにしています。
それをやることで、いろいろなことが
見えてきます。
特に今年はコロナウィルスの影響がもろに
出ている業種が多く、来年以降どう盛り返して
いくのかなど、数字を追いながら見えてくる
ことが多くて勉強になります。
業績が伸び、利益が3、4年で数倍になって
いるような会社、ずっと伸びている会社など
をリストアップし、一つずつExcelなどに
記録し、とくにいい会社は決算短信や決算
説明資料などを見ます。
特に気になる会社については、決算説明動画
なども見たりして、これからの展望を自分
なりに考えたりします。
これが意外と面白い、自分はこういうことが
好きだということに気づきました。
「投資をしよう」という回でも述べましたが、
日本の社会全体を俯瞰できるような感覚があり、
これは時間がかかりますが、ずっと続けて
いこうと思います。
人によっては、何も面白くないかもしれません。
自分の事業に邁進した方がいいのかもしれません。
しかし、世の中全体を俯瞰し、企業の活動を
見守るような(偉そうですが)感覚を身に
つけるため、会社四季報の通読はお勧めです。
たまに知っている人が大株主になっているのを
見つけたり、大企業の大株主である馬主や
有名人などの名前を見つけたりして、
楽しんでもいます。
それほどおススメをするわけではありません
が、日本の会社について、社会全体の流れ
について知りたい人、世の中を俯瞰して
見てみたい人は、一度四季報を通読して
みてはいかがでしょうか。
A4のでっかい版があり、重いですが
字が大きくて見やすいので、老眼が進んだ
人にはそちらがお勧めです。