やらなければならないことと、やりたいことの進め方。
生きていると、「やらなければならないこと」(以下A)がたくさんある。そして、Aを漫然とやっていると、「やりたいこと」(以下B)をする時間がなくなる。
日々をAで埋め尽くしていくことは可能だ。毎日、Aのタスクを詰め込んでいけば、その日は終わっていくことだろう。Bをする時間はあまりなくなってしまい、「また今日もできなかった」となってしまう。それでは人間的な成長がそがれてしまう。それなら、Bを優先して行い、Aは最低限にしなければならないのではないだろうか。
Aは毎日一定の時間を充てる必要があるため、早めにやってしまい、Aの終了時間を決めればいいのではないか。例えばAは15時で必ず終えるなどのリミットを決めればいい。そうすれば15時以降はBの天下だ。毎日飲み歩いている人などは多分Bの時間を死守しているのだろう。
Aについては「パーキンソンの第1法則(仕事の量は、完成のために与えられた時間をすべて満たすまで膨張する)」のように、15時までと決めれば15時までかかってしまう(経験上、もっと早く終わることは難しい!)し、12時までと決めれば何とかそこに収められるものだ。だから大胆に、午前中はAをやり、午後はBをやるなど、大胆に決めてしまえば、やりたいことを存分にできるようになるかもしれない。
かりに午前中にAが終わらなかったとしても、「先送り」していけばいいのではないだろうか。Aのうち、やらなければ大きな損害を受けてしまうような一大事は先にやってしまい、それ以外を残った時間でやればいい。そして、決めた時間までにAが終わらなかったとしても、出来なかったことを先送りしていけばいい。Aに関しては、許される範囲での、先送り人生でいいと思う。
しかしB(やりたいこと)は、なるべく毎日しっかりやっていかないと、ずっと先送りでできないままになってしまう。それだと成長がない。だから、Aをやった後は、Bを必ずやっていこう。Aを効率化出来て早く終えられるようになれば、それ以降はBの天下である。
AとかBとかわからなくなってしまったら文章の初めに戻ってください。