これからの生き方を考えてみる
5月に50歳になりました。
もちろん、50歳になったというだけで、体などは
何も変わりませんが、これから少しずつ衰えて
行くことでしょう。
例えば50歳、60歳になったからと言って、何も
変えなくてもいいと思う反面、これからあまり
無理はできないな、と考えています。
多くの人は、普通に生きていたら、やることや
やりたいことが増えていくと思います。
例えば仕事一つにしても、いまやっていること
とは別に、何かしたくなることが多いのでは
ないかと思います(多くの皆さんがどう考えて
いるか不明ですが、僕や僕の周辺ではそのよう
な傾向が強いです)。
一つの仕事がなかなか上手くいかなくなり、
新しいことにチャレンジするといった
ことも、これから増えていくことでしょう。
多才で多動的で好奇心があり、向上心がある
ひとは、そのような傾向が強いのではない
でしょうか。
そして、それらの人は、無理をしがちです。
夜遅くまで仕事をしたり、そのうえでがっつり
遊んだり、多くの人と付き合ったり、いろいろな
ジャンルのことをする場合があるでしょう。
ただ、無理ばかりしていても、これから体が
ついていかないかもしれませんし、睡眠は
しっかり取らなければなりません。
そして、多動的にいろいろなことをするよりも
大切なことがあります。
じっくり考えること、じっくり読んだり聴いたり
勉強したりすること、人生を考えることなど
も、これからは必要かと思います。
そして、体調を整え、頭もすっきりさせて、
少ないことを真剣に一つ一つやっていく、
というのが必要かと思います。
老け込んでいく、というのではありません。
年代であまり区切りたくはありませんが、
おそらく、50代くらいからは、まっさらな
新しいことを学んで、それにチャレンジして
いくというより、
これまで得てきた経験や知恵などを使った
上で、何かにチャレンジしていくというのが
いいのではないかと思います。
これまで積んできた経験や知識・知恵などが
あるはずですから、何をするにしても、
それを最大限利用してやっていく。
そして、あまり無理しないで、じっくり考え
て、じっくり決めて行動する。
もちろん、経験を生かして新しいことに
チャレンジもするけれど、これまでやってきた
事のおさらいをして、それをアレンジしていく。
そのような生き方や仕事の仕方がいいのでは
ないかと感じています。
「もう○○歳だから」というのはやめて、
せっかく○○歳になったのだから、それまでに
培ってきたものを活かして、やっていきましょう。