![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/81523432/rectangle_large_type_2_96e1516e01eb12ef2169cd8867b3f8ec.png?width=1200)
新卒を捨てて、フリーランスになったワケ
大学を卒業して1年と3ヶ月。これはつまり、私がフリーランスになって1年3ヶ月が経ったということ。
こんにちは、うつけです。新卒という切符を棒に振って、フリーランスになったわけですが、今日はちょっと初心を思い出してみようと思います。
そもそも、普通に大学を卒業したら「よし、フリーランスになろう」とは思わないわけで。案の定、私の同級生は会社員だらけ。みんな毎日きっちりと働いています。すごいな。
私は、高校を卒業する時、普通に働きたくなくて、普通に大学に入りました。まだ何をやればいいのかわからなかったから。だけど、みんなと違うことをどうにかしたくて毎日必死だったのです。
大学4年生になる頃、休学をして地元に帰ってきました。当時、大学のサークルで地域おこし的な活動をしていて、これ地元でも出来るんじゃないか?と思ったのが始まり。同じ地元の同級生と大好きな地元に高校生の居場所を作りたいと、手探りでいろいろやってみました。
だけど、所詮は学生のボランティア。身銭を削ってもなかなか成果は生まれない。最初は大人から期待されていたけど、ただ面白そうだっただけ。見通しのない活動にいつしかやっている本人たちが迷走している状態に。相棒とも少しずつギクシャク。こんなはずじゃなかったのに...。
そんなとき、地元の企業さんから「うちに就職しないか?」というお話がありました。これで利益を得ながら活動が続けられる!最初はそう思っていたけど、結果、私は就職せず相棒だけ働くことに。
「ふたり」で評価されていると、当時の私は思っていました。あの時、相棒はひとりで悩んで葛藤して、就職することを決めました。その行動に、私は裏切られたと思ってしまったのです。ふたりで決めるんじゃなかったの?ふたりで、頑張るんじゃなかったの?
だから、勝手に仕事を決めてしまった相棒を、私は見返したくて就活しないと決めたのです。就職を選択した相棒より、絶対幸せになってやるって。
今思えば、当時から私の言動は支離滅裂だったので、「こんなやつと決めたら人生狂わされる」って思われても仕方なかったし、正しい選択だったと思います。
相棒は裏切ったんじゃない、ただ自分で自分の人生を選択しただけで、私の幸せのために相棒の不幸を祈るなんて、ほんと暇人でした。ごめんね。
ただ、あの時就活しなかったから、私の人生は結構面白いものになっています。
当時は感謝できなかった相棒へ、私はあなたのおかげで私の人生を歩めています。たくさんの気づきをありがとう。