元気の源 High Power Print vol.14 その商品のペルソナは?
もしあなたの会社で新しく商品を開発したい場合、どの様なお客様をターゲットとしますか?
『そんな限定なんかしていないよ。小さなお子さんからお年寄りまでの老若男女すべての方がお客様だよ。』言われる方もいらっしゃるかもしれません。
確かにその様な商品もあるかもしれませんが、戦略的的にはこれが一番駄目なパターン。
あえて無鉄砲に事例を挙げて考えてみましょう。
【商品】 【売りたい人】
AKBの豪華賞品 → 年配の女性
ネイルサロン → オジサン
ランドセル → 高校生
どんな一流営業マンでも至難の業のセールスです。。。
逆に焦点を絞って考えると
【商品】 【売りたい人】
AKBの豪華賞品 → 25歳の独身男性
ネイルサロン → 50歳で子育てを終えたプチセレブ
ランドセル → 来年小学生になる子供がいる家庭
どうでしょう。
特徴のある商品ほど、このターゲットを絞って販売戦略をかける事が重要とされています。これをペルソナマーケティングと言います。
ペルソナマーケティングとは?
売りたいお客様がどの様な人物像か仮説を立てて、商品をどの様に開発・販売していくか戦略を立てて行くことです。
このペルソナ像がはっきりしていれば、企業の開発・広報・営業部門も意思統一して注力出来ます。
居住地 性別 年齢 家族構成 年収 仕事内容 趣味
ペルソナ像を出来るだけ細部まで特定することにより、そのペルソナが持つ不満や悩みが浮き彫りになります。
この様に考えると、現在皆さんの会社の売られている商品 ウェイトの多い顧客層
だと思い当たる節はありませんか?
またこれを踏まえて、ライバル社のヒット商品の事を思い浮かべてみてください。
きっと何か見えてくることがある筈です。
ペルソナ談義ご興味ある方、是非ともご一報下さい。
編集後記:はやいもので11月に突入です。昨年からエントリーさせて頂いたふるさと納税返礼品。今年は更にラインナップを充実させて頂きました。年々トータルの扱い量が増えているということは、ご利用される方が増えているということですね。
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