エンジニアリングマネージャー(EM)のやりがいとは?
はじめに
コインチェックでエンジニアリングマネージャー(EM)をしている山本です。
去年からトレーディングシステム開発運用部のマネージャーをしています。
EMというと、コード書きたいエンジニアからは毛嫌いされたり、色々な採用やらプロジェクト管理やら雑用…といったことを間近でみていて、嫌がるエンジニアも多いと思います。いわゆるEMやること多すぎ問題というやつです(苦笑)
EMはピープルマネージメントだけでなく、私の会社では事務作業や管理家督者といった役割も兼ねているためやることが多方面に渡り、大変な面もあるのは事実だと思います。ですが、それ以上にEMはやりがいのあるポジションだと感じています。自分の振り返りも兼ねてやっていて達成感を得られたことを書いていきます。
担当している部署
本題に入る前に担当する部署を紹介します。
11月現在、10名の部署の部長をしていて、部の下に2つのGrがあります。
ざっくりとですが、組織図としてはこんな形です。
図の通り、コインチェックではフィーチャーチーム体制をとってはいませんが、日々関連部署とはやり取りをしていて、暗号資産の販売所・取引所サービス改善を日々行っています。
ちなみにサービスの規模としては、国内暗号資産の中では比較的大きい部類だと思います。
EMとしてのやりがい
これは自分の考えですが、EMはチームのアウトプット向上をサポートする役割のため、メンバーやチームが成長することに喜びを感じる人が向いていると考えています。
具体的には以下のような活動に興味関心がある人はやりがいを感じやすいと思います。
採用活動コミット
現在、スタートアップのEMとして採用・組織構築は最重要項目です。
採用はご存知かもしれませんが、エンジニア採用は厳しい競争下にあります。感覚的には若手エンジニアで経験者なら普通に転職活動したら4,5社は内定をもらうような状態です。採用活動は人事の方とともに文字通りパートナーとして日々地道かつ気が抜けない作業が続きますが、採用できたときの達成感ははかりしれないものがあります。
メンバーの活躍
「なにか大きなリリースをした」「自発的な提案をし、他部署から感謝される」など、特に新規メンバーの活躍、既存メンバーの今までと違った働きなど、それぞれのフェーズにあった成長が垣間見えると非常に嬉しいものです。
チームでのoutput
スプリントでのチケット消化スピード、今まで手が出したくても手を出すことが出来ていなかった技術的な負債解消などです。
直近はビットコイン現物国内No1をいただくなど、結果もすこしずつですが、対外的にわかる結果も出始めています。
さいごに
EMという仕事を始めてたばかりですが、ここ1年はメンバーの方の活躍もあって、非常に有意義な1年を過ごすことが出来ました!
コインチェックは現在、開発体制を強化しており、エンジニア人数もより一層増える予定です。
今後高度な開発体制を構築されていくと思いますが、EMとしてサポートすべく、自分も日々レベルアップしていきます👍
次回は
EMになって参考にした本を紹介したいと思います!