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食卓にお迎えする野草を増やそう

えええええええええ?
いつの間にやら二十四節氣が立冬を迎えていらっしゃるようでして
この間長夏の湿養生を描き終えたばかりであると思っていたのに真菰やら自然薯やら追いかけ回して體の余分なお水を排して元氣を摂り入れるべくアクセクしていたら冬ですって

いやはや

季節の野草のお写真をざっくりと

ヨメナ
10月くらいから葉の増え始めるタンポポ
利尿 健胃に大活躍
ヨメナたんぽぽとミントのサラダ
飾ってみたかっただけ
生野草は體を冷やすから装飾後味噌汁へとドボン
ホツマツタエの日月の精を受けるココナシに憧れ食す
キク科のヨメナ
自然薯
元氣を補ってくれるし秋冬の乾燥にも立ち向かってくれる
冷え性さんにも加齢の悩みにも華麗に対処してくれる
ヨメナとカラムシ飾るとろろ
菰野町の茶々さんでテイクアウトできる
吸えるとろろ『すうとろ』
甘い砂糖ドリンクは體を緩めて冷やすけど
塩分の効いたとろろは
體を引き締めて温めてくれる
とろろと麦ご飯に海苔と沢庵のトッピングがされてて
この一杯でお腹いっぱい
茶々さんの店前のミズヒキ
後ろに流れ出ていらっしゃるのは鈴鹿山脈からの湧き水
いつも花が咲いて漸く氣付くニラ
體を温めてくれるニラは冬の寒さに傷られそうな
腎を労わってくれる牡蠣と黒胡麻と生姜と胡椒で
補腎ブラック養生味噌汁に
イノコヅチ
ヨメナの葉
キク科の緑黄色野草
出逢えた野草さんたちに集合頂いたおひたしに
彩はワイルドなコスモスさん
ニラ ヨメナ アケビ 山栗 たんぽぽ スイバ
生き生きユキノシタ
ミツバ
小説『植物図鑑』にて名前がすっかり
ちんぷんかんぷんになるであろう
ハゼラン ホシノシズク
三時草
葉は最高のお食材
自然の線香花火
午後三時に花が咲く三時草さん
都会ではほぼ犬のおしっこスポットにいらっしゃるので
種を採取しておく
滑りある葉はお味噌汁におひたしに和え物に
海苔と和え
金木犀
小説『透明な夜の香り』に憧れて寒天に浮かべる
枸杞も芽吹く
花も咲く
枸杞は色々野草のお浸しの仲間入りして頂いたような
色々野草のお味噌汁で頂いたような
イヌマキはおやつ
魚の臭み消しの得意なハマゴウさんは
種の時季を迎えているのでせっせと種集めして
草枕になって頂く予定
旅のお供の草枕 
肌に触れる布は大薬だから藍染めで
草枕の中身は乾燥した真菰の皮
お茶にもなってくれるし草枕にもなってくれる
お釈迦様が病人を寝かせて治療したのが真菰の筵
ツワブキの花
蕾も花も食卓にお迎えできるらしい
最近ひたすら夢中になっているのが
絶賛芽吹き中のハマダイコンさん
間引けそうな分を頂いていきます
緑黄色野草なハマダイコンの葉
ハマダイコンと共に芽吹くカラスノエンドウ
ハンガーにさげて陽に近づける
大根葉は蘿蔔葉
流れを良くして食滞を解消して
肺や咽喉の熱を咽喉の腫れも解消してくれるんだとか
毎日コツコツとお味噌汁にお迎えしたい
完全に乾燥させたら腰湯にて冷えを取り除いてくれる
目指すは一汁一菜
ハコベごはん
野草のお味噌汁
ハコベも芽吹く
クセがないからごはんにもお味噌汁にも
どんどんお迎えしたい
オカヒジキ
自然の塩分が感じられる生で頂こうにも
鋭い棘で口の中が大惨事
湯がいただけでも自然の塩分でいいお味
やはり海苔と和える
京のタイ


アケビパックリ
山栗どっさり
桑葉は出逢えたら必ず食卓へとご案内
いつでも出逢えるから写真を全て片付けてしまった模様
四六時中酷使している目を労わってくれるし
糖尿対策もしてくれるらしい
マツヨイグサさん?
ちょっと食卓の大渋滞が解消されたらお迎えに行きます
セリ科のハマボウフウさんも
根は乾燥させてお屠蘇させてください
どう見ても手でスルスル抜けそうな場所に
待機していらっしゃるように見えたイノコヅチさん
案の定すっぽり根っこが抜けてくださったので
天日で乾燥して
牛膝として體の要らないお水を利尿して頂きます
鎮痛や婦人科系トラブルの対処もお得意なんだとか


夏日夏日でうっかり油断していたけれど脛は季節をしっかり捉えてカサカサ粉を舞わせて冬支度しているので慌てて潤いホワイト食材をお迎えする

出たばかりの酒粕さんを手軽に口にお迎えできるよう丸めてそれぞれお役を分けて粉末を纏っていただく

酒粕ボウル
酒粕の自然の甘みが美味しいので味付けなしで
お味噌汁にドボンもできるズボラボウル
茶色が體を温めてくれる黒煎玄米茶粉末
黒は體のクリーニングようの炭粉末
濃い緑は血のクリーニング用のヨモギ粉末
淡い緑は利尿の真菰粉末
粛殺の氣が木の葉を赤く染める鴨川沿い

乾燥が肺を狙う秋は潤いホワイト食材で寒さが腎を狙う冬は補いブラック食材で乗り越える

満月に向かう今日までは補う食事を意識して肝腎の味方の牡蠣を頂きまして

カキフライ
牡蠣メシ
和歌山のかき惣さん

明日の満月を過ぎたら體の要らないものがスルスル抜けやすくなるはず

キラキラドボドボ流るるお水さん
愛してるぜベイベー
小浜の雲城水

ウイルスチェイスの大得意の板藍根さんの活躍する季節であるがワタクシの喉のお供はお大根様に見守って頂こう


真菰とか薬草とか自然薯とかハーブの旅や陰陽とか秋冬養生はまたいつか

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