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ダイソンで大損害 #特別編



どうやらここ1週間くらい
身の回りの家電製品や電子機器のモチベーションが
頗るおかしい。


8月17日。
車に乗り込んだらこの日が1月1日である事を告げられる。
元々数ヶ月前から少し日にちがずれていたのだが
気づいたらハッピーニューイヤー。

どうやら走り出したくてたまらないこの車は未来を駆け抜けているようだ。

この勢い良すぎて未来を走り抜けるトヨタ君がかっこよすぎて
ちょっと酔った。

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さて、やる気満々な車とは反対で一切やる気が無くなってしまったのが

ミスターダイソンである。

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1週間前まで家中をブイブイ言わせながら駆け回っていたのに
やる気スイッチを押したところでビョイーン、ビョイーン。
と間抜けな返事しか返ってこない。

不調の原因だと思われる箇所のチェックをしてみたのだが
特に異常は見られない。
機嫌を損ねるような付き合い方はしてこなかったはずである。

多分ミスターダイソンもお盆休みが欲しかったのであろう。
ワタクシは君が走り回る姿が大好きだっただけなんだ。
過重労働させすぎたのは謝るよ。

機嫌を損ねた起原だけ教えてくれ。



最後に。
やる気が溢れ出してしまったウォシュレット君の話をしよう。

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※実物はこのトイレ君ではない。

ウォシュレット君はどうやら気づいてしまったのだ。

この家にいる限り自分の出番が無いということに。
そこで今までの鬱憤を爆発させてしまったのだ。

ワタクシのお尻目がけて。

決してワタクシはウォシュレット君、ビデさんの
やる気スイッチなど押していない。

尻なんぞ洗って欲しくも無い寝ぼけたワタクシのお尻めがけて
今まで溜まりに溜まった鬱憤を発射させた。

いや、ぶつけ続けた。

いきなりのウォシュレット君の攻撃に一瞬怯んだが
そうも言って居られない。

ウォシュレット君のやる気スイッチを切らなければ
お尻からダメージを受け続け、
カラダを冷やして風邪をひいてしまいそうだ。

やる気を『止』めるボタンを
ここぞとばかりに連打したのが



全く反応しない。



ウォシュレット君のやる気に負けた
止まるさんはウォシュレット君の勢いを止めるのではなく
自身の役割であるウォシュレット君の暴走を止めることを
止めてしまったのだ。

この真夏に身体の芯から冷やされているワタクシは
最終手段を選択せざるを得ない。

そう、コンセントを抜くのである。

手が届くか届かないかの距離のコンセントを
柔軟性のない身体を全力で伸ばして抜こうと試みる。


ああ。
人生には柔軟性が必要であるのだろう。
ヨガでもしておけばよかったなぁ。

なんて思いながら必死にコンセントを引っこ抜く。

取り敢えず何とか風邪をひかずに済んだ。
幸い今は夏である。

問題は冬。
ぬくぬくの便座さんですらウォシュレット君の暴走を止めるために
冬休みを与えなければならないのか。

再度風邪との戦いをウォシュレット君に対して挑まなければならない。


ああ、トイレごと入れ替えた方がいいのかな。


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