シンプルさは全てのエレガンスの鍵

僕はシンプルなファッションが好きだ。タイトルの言葉はココ・シャネルの言葉でこの言葉を知ったとき僭越ながら共感を覚えた。

僕がシンプルファッションが好きな理由は３つだ。

①シンプルな服はセンスから解放されるから
②服は他人のためだから
③流行りに左右されないから

それぞれ説明していこう。ちなみにここで言う「シンプルな服」とは基本的に無地で形がオーソドックスなものだ。

①シンプルな服はセンスから解放されるから

柄のある服やデザインが尖っている服は着こなすのがとても難しい。ファッションセンスのある人が着るのは問題ないけど、そうじゃない人が着ると痛い目を見ることになる。その点シンプルな服はラクだ。色にさえ気を使っていれば、よっぽどでない限りおかしなことにはならない。

②服は他人のためだから

僕にとっての服は自分のために着るのもあるけど、それよりも他人のために着るという意味の方が大きい。ファッションはコミニケーションの一部だと思っているので、自分の好みよりも相手がどう思うかを優先している。もちろん人によって感じ方は違うので、関わる人全員に良く思われる服装なんて不可能だ。ただ、それに近づけることはできる。例えば先鋭的なブランドの尖った服を着るよりもスリムジーンズに細身のジャケットという格好の方が万人受けは狙えるだろう。

③流行りに左右されないから

これを読んでいる人も身に覚えがないだろうか。トレンドアイテムを買ったはいいけど、翌年にはもう誰も着てないなんてことが。でも、シンプルでオーソドックスな服にそれはない。無地の白Tシャツにブルージーンズという組み合わせに流行り廃りなど存在しないのだ。だからシンプルで質の良い定番アイテムを持っていれば長く使うことができる。

他にもシンプルファッションが好きな理由はあるけど、大まかには上記３つの理由からだ。

アイテム数やデザインなど何かと足し算で考えがちなファッションだけど、たまには引き算で考えてみるのも良いと思う。シンプルでミニマルな格好で上品さを手に入れよう。