2023AW_買ったもの_構造とその親和性
物事には、アーキテクチャとしての構造があり、その構造に沿った適切な手続きのフローがあると思っています。でもわたしは今までこれを結構無視していたかもしれないと思いました。
例えば、頭の中が日本語じゃないのに、考えていることを無理やり日本語にして喋ると、わたしはまずイントネーションがだめになります。一方で、頭の中で溶けたものが日本語を引っぱるようなものなら、すごくなめらかに喋れます。これは考えていることと口で喋ることの親和性が高いというか一致しているから、なんていうか連続した1つの事象として、無理がないのだと思っています。
もっと大きく言い換えると、音楽で言えばトップライン、アーキテクチャで言えば核にマッチしないものは当然ながら親和性が低いということです。そしてそれはどこかで整合性が失われて、一つの構造として完璧な形でFixすることはできないと思っています。
わたしの釣りに例えるとこんなことです。(今日はすごく例えます。)
例1
❎:「このルアーを投げたいからこれを投げる」
まず釣れないです。自分が何を投げたいかは、釣果には何にも関係がないです。
✅:「海況と雰囲気からして、このルアーがぴったりハマる(だろう)からこれを投げる」
釣れる確率が上記より高いと思います。判断ミスをして釣れなかったとしても上よりマシです。
例2
❎:「以前成功体験のあったこの場所で投げる」
気持ちはわかりますが地形は思ってるよりもずっと頻繁に変わります。海岸地形も海底地形も。波も、潮も。そもそもに"以前っていつだよ"問題があります。現実のシチュエーションは、そんなに同じ条件で再現しません。
✅:「釣れてる釣りものを釣りに行く」
それが例え自分が釣ったことのない魚種でも、今みんながその場所で釣れているのですから、そこに投げたら釣れる確率が高いです。
例3
❎:「Amazonで1位だしなんかいっぱい入りそうだからこれ買う」
フィッシングバッグについてです。いっぱい入って便利で使いやすいです。レビューを書いた人にとっては。それ自体がいいとか悪いではなくて、自分にとってどうかという観点で選んでいませんでした。
✅:「必要なものが入る体にあったバッグを選ぶ」
これはフィッシングバッグだけではなく、いろんなものに対して言えると思うのですが、大きいとか小さいとか関係なく、体に合うかという点がとても大切です。わたしは快適な服の延長が快適な家や環境だと思っていて、自分の体からの距離が近いものほど、この観点が重要になると思っています。
以前選んだバッグは、ポケットがいっぱいあって使いやすかったです。今でも気に入っています。でもいっぱい入るから必要ないものまで入れちゃうし、ウエストベルトとショルダーベルトが長くて体から離れて揺れて安定しなくて、結局重くて足元かその辺に置いて使っていました。セキュリティ的にもよくないし、家に帰ってきて毎回洗うのにも疲れていました。
2023_10月
というわけで比較的小さいバッグを買い直しました。以下の点が気に入っているし、自分に合っています。
小さいところ
ベルトが太いところ
限界までベルトを短くするとウエストで止まるところ
そのまま前に持ってきてたすき掛けにしたときにもファスナー部分がupsidedownしないところ
たすき掛けにするときにどちらの肩にもかけられるところ
心配性なので荷物が多い癖もなおせたらと思います。出来るだけコンパクトに身軽に釣りをしたいものです。
写真はperspectiveを失った海です。でもSUPの人とか気持ちよさそうでした。