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2022AW_買ったもの_DOPE

 「それ、神懸かってるっていうんだよ」

 と言われました。はえ〜すっごい感動したなるほど日本語って隙がないなぁと思いました。神様が降りて懸かるって、ぴったりな言葉だったからです。自分にHauntedされたとはちょっと違って、どっちかというと悪魔か何かに魂を売ったような振る舞いをする人に(悪いillとかそういう意味じゃないです)。
 その人を土曜日の夜に行ったバーで久しぶりに見ました。その人は、きのこの歌とか、とんかつの歌とか、甘い卵焼きの歌とか歌ってるおそらく50歳くらいの人です。初めてその人を見たときの衝撃を、何年経った今でも覚えています。その人が椅子に座ってギターのネックに手を添えると(何なら歌ったり、ギターを弾かなくても)、アンプを伝わる空気まで完全に彼に従います。誰の目も都合も気にしていません。その場では彼がマスターであり、そこにある全てがそのままで正解だからです。
 彼に似たネコを知っています。ベトナムの田舎の全然きれいじゃないマーケットに居た、個として完璧なネコ、自分が自分であることを疑いもしない。正解なんて知ったことかと、そういった態度が可能にする、ある種の美しさを持っていました。
 ヒトは、そうなることはまぁまぁむつかしいと思います。少なくともわたしが何かの領域においてそのPhaseに達することは、今後10年はないと思います。わたしは自分の目を気にしています。すべてがアラインしている人は、自分の所作ではなく、達成すべき目標として、ターゲットのみを見ていると思いました。
 だからゴールがわたしと違うのだと思いました。わたしのゴールは、うまく投げたり巻いたり、根掛かりしないようにしたりといった、振る舞いをうまくすることでした。一方で、マイスターや釣りの上手な人のゴールはターゲットを自分の納得した釣り方で釣ることです。もちろん短期的なゴールとして、振る舞いを研究することもとても大切だと理解しています。でもそこにいる限り、そのStepの中で釣れることは少ないのかなと思いました。
 そしてわたしは秋になった日に、偶然にアジが釣れて、目標を達成したことにしてしまいました。再現性もなかったのに。もうしんどくてw

 という訳でずるをしたので、次の目標はアオリイカと青物です。具体的には、以下のふたつです。

・ショアジギタックルで30g以上のジグを投げて青物を釣ること
・アオリイカを自分でランディングすること

そのための装備がこちらです。

2022_9月

コルトスナイパーBB S96M
19ストラディック 4000MHG
 青物に手を出そうと思って、教えてもらいました。当たり前ですが、大きくて重いです。体幹を鍛える筋トレが必要そうだと思いました。まだ投げに行っていないのですが、これだけ重いジグを投げられるタックルなら、飛んでいく時の糸抜けとか、すっごい気持ちいいんだろうなぁと思いました。

飛び過ぎダニエルブレード 5g7g10g30g40g
Rサーディン6g10g30g40g
ハヤブサ ジャックアイマキマキ30g40g
 さっき目標で30g以上って言ったのに5gからのジグも買っていますね。カラーとかよくわからないので、イワシっぽいのとか赤っぽいのとか、色々集めました。ルアーボックスが重たいです。

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 あとはエギ王をいくつか。今バッカンを見たらもうちょっと買ってました。

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 表題の写真は4日ほど釣りをして当たりすらなかったハワイ島の海です。予定がなかったので、地元の人と仲良くなって、明るいうちは毎日ここにいました。当たりがあったリアクションがいちいちオーバーだったけど、その人も釣れていませんでした。あれから釣れたのかな。

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