ひな祭りイラスト素材集【Canva Pro素材】
もうすぐひな祭りですね。デザイナーさんはそろそろ準備にとりかかっている頃でしょうか。そんなデザイナーさんに!Canvaで使える山文路意匠室のひな祭り素材を集めました。
雛人形はかわいい素材が既にたくさんありましたので、古い形式の「立ち雛」にしてみました。一周まわってモダンでおしゃれな気がします。
下記の画像をクリックすると素材集のテンプレートがひらきます。
Pro素材ばかりになりますが、どうぞご活用ください。
ひな祭りは「桃の節句」と呼ばれていますので、上記の素材集にある花は「桃」です。桃には邪気払いの効果があるとされています。
梅・桃・桜は見分けが難しく混同されている場合もありますが、下記に見分け方をまとめましたので、ご参考までに。
ちなみに、雛人形の左右に飾る植物は「桜」と「橘」です。ややこしいですね。「左近の桜」・「右近の橘」と称されていますが、これは親王様(人形側)から見た位置ですので、飾るときは右に桜、左に橘になります。
平安宮内裏の紫宸殿前庭に植えられているものがモチーフになっています。もっと古い時代は桜が梅だったとも言われています。ややこしいですね。
ですので、ひな祭りのイラストに梅や桜が使われていても間違いではないのかな、とも思います。
もうひとつややこしい事項としては、お内裏様とお雛様の左右問題でしょうか。
明治時代以降は西欧の国際儀礼にならって「右上位」でこれは自分から見た向きですので、向かって左が男雛、右が女雛になります。現代の結婚式の新郎新婦の並びと同じです。関東地方や近年では、こちらが主流ですね。
日本や東洋の古い形式では「左上位」でこれは自分から見た向きですので、向かって右が男雛、左が女雛になります。陰陽説では左には「陽」、右には「陰」に属するものを並べることが自然と考えられてきたことによります。
近年では男女平等と言われていますので、どちらでも良いのではと思うこともありますので、ご参考までに。