見出し画像

ひな祭りイラスト素材集【Canva Pro素材】

もうすぐひな祭りですね。デザイナーさんはそろそろ準備にとりかかっている頃でしょうか。そんなデザイナーさんに!Canvaで使える山文路意匠室のひな祭り素材を集めました。

雛人形はかわいい素材が既にたくさんありましたので、古い形式の「立ち雛」にしてみました。一周まわってモダンでおしゃれな気がします。

下記の画像をクリックすると素材集のテンプレートがひらきます。

Canvaひな祭り素材集
画像をクリックするとテンプレートがひらきます

Pro素材ばかりになりますが、どうぞご活用ください。

Canva(キャンバ)とは、オンライン上で画像や動画を作成・編集できるグラフィックデザインツールです。無料でも利用でき、デザイン作成の経験がなくても魅力的なテンプレートや素材(写真、動画、イラスト、音楽)があり、簡単操作でデザインを作成できます。パソコンはもちろん、スマートフォンやタブレットでも使用できます。登録はこちらから▽
https://www.canva.com/ja_jp/learn/easytodesign/


ひな祭りは「桃の節句」と呼ばれていますので、上記の素材集にある花は「桃」です。桃には邪気払いの効果があるとされています。

梅・桃・桜は見分けが難しく混同されている場合もありますが、下記に見分け方をまとめましたので、ご参考までに。

ちなみに、雛人形の左右に飾る植物は「桜」と「橘」です。ややこしいですね。「左近の桜」・「右近の橘」と称されていますが、これは親王様(人形側)から見た位置ですので、飾るときは右に桜、左に橘になります。

平安宮内裏の紫宸殿前庭に植えられているものがモチーフになっています。もっと古い時代は桜が梅だったとも言われています。ややこしいですね。

ですので、ひな祭りのイラストに梅や桜が使われていても間違いではないのかな、とも思います。


もうひとつややこしい事項としては、お内裏様とお雛様の左右問題でしょうか。

明治時代以降は西欧の国際儀礼にならって「右上位」でこれは自分から見た向きですので、向かって左が男雛、右が女雛になります。現代の結婚式の新郎新婦の並びと同じです。関東地方や近年では、こちらが主流ですね。

日本や東洋の古い形式では「左上位」でこれは自分から見た向きですので、向かって右が男雛、左が女雛になります。陰陽説では左には「陽」、右には「陰」に属するものを並べることが自然と考えられてきたことによります。

唐の時代、中国では「天帝は北辰(ほくしん)に座して南面す」との思想のもと、左が上位として尊ばれた。皇帝は不動の北極星を背に南に向かって座るのが善しとされ、皇帝から見ると、日は左の東から昇って右の西に沈む。日の昇る東は沈む西よりも尊く、ゆえに左が右よりも上位とされた。

日経プラスワン2013年2月2日付 中川内克行

近年では男女平等と言われていますので、どちらでも良いのではと思うこともありますので、ご参考までに。

いいなと思ったら応援しよう!

山文路意匠室 │ 和風デザイン
よろしければ応援お願いします! いただいたチップはクリエイターとしての活動費に使わせていただきます!