S4 シングル457位 レート2012 日輪の天下人クエスパトラ
初めまして、やまもーといいます。
S4お疲れ様でした。
目標にしてたレート2000↑及び3桁順位を達成できたので構築記事を書くことにしました。
初めての構築記事で拙い点もあるかと思いますがご了承下さい。
《使用構築》
《構築経緯》
・自身の対戦経験の不足や、テラスタルに対する理解度を考慮した場合、まともなサイクル戦で勝ち続けることは難しい。
・家事や育児の傍らで対戦を重ねるためには受けを中心とした構築よりは前のめりな構築の方が良い。
・第3世代が特に好きで、環境的にやっていけそうなキノガッサを活躍させたい。
以上を踏まえてキノガッサを中心に対面構築を検討することにしました。しかし初手の出し負けから巻き返しがきかなかったり、レート1800〜1900あたりで安定して勝てなくなりました。
しかしあくまで交代をあまり選択せず立ち回りたいという考えを維持し、対面駒として使用していたクエスパトラをアシストパワー型に変更し周りの駒をステロと壁の張れるポケモンにすることにしたところ、クエスパトラのラスト1匹からの圧倒的な捲り性能が癖になってしまい、終盤は完全にクエスパトラがエースとなりました。
《構築コンセプト》
ガッサが通るならガッサ@2
クエスパトラが通るなら壁パトラ
《個体紹介》
キノガッサ
いじっぱりH252 A252 S4
特性:テクニシャン
テラスタイプ:炎
持ち物:いかさまダイス
技:マッハパンチ タネマシンガン テラバースト きのこの胞子
構築の主役。だったポケモン。
後半はクエスパトラの選出ばかりだったが、選出した試合は必ず活躍していた。元々は襷のASで使用していたが選出機会が難しく、かつ安定した活躍ができなかったので前期の構築記事を読み漁り、初手テラスいかさまダイス型を試してみたところ使用感が良かったため採用した。
何より平日の社会人の敵である受けループに強かった。自信より鈍足であれば胞子が刺さり、受けにくるクレベースやアーマーガアに対して炎テラバーストでサイクルに負荷をかけることができた。
ただしカイリューに対して打点がなく、Sに振ってないため遅いカイリューにも先手を取られてしまうためカイリュー入りの構築には選出しづらかった。また選出した場合はほぼテラスタルをキノガッサに使用するためその点も注意。
あとは安易な胞子選択をもっと減らせばもっと勝率は上がったかもしれない。
ドラパルト
おくびょう H44 C252 S212
特性:呪われボディ
テラスタイプ:ドラゴン
持ち物:光の粘土
技:シャドーボール 呪い リフレクター 光の壁
壁要員。
ハバタクカミやテツノツツミの上から壁を張れることが強み。
あとは交代や居座りに最大限負荷がかけられるようにシャドーボールと自主退場用の呪い。
足が早くて対面構築に見えなくもないかなと思って採用したが、実際相手の読みと上手く噛み合ってかあまり壁が読まれることはなかった。
また壁を枯らそうと悠長な立ち回りをしてくる相手にはCぶっぱのシャドーボールと呪いがよく刺さった。
テラスタイプは切ることないのでドラゴンのまま。
何より呪われボディによって安定した起点作成ができる試合が多くあった。
ドドゲザン
いじっぱり H252 A252 D4
特性:総大将
テラスタイプ:悪
持ち物:突撃チョッキ
技:ドゲザン アイアンヘッド 不意打ち ハサミギロチン
何かと話題のギロチンマン。
対面構築として使用していた時はサーフゴーやハバタクカミの受けとして選出していたが、後半はほぼ選出することはなかった。
この構築で1番検討すべき枠かもしれないが、相手にどう見えているかわからなかったので最終日までそのままにした。
一応、ドゲザンや不意打ちのリーチを伸ばすため悪テラス。
コノヨザル
ようき H252 A4 S252
特性:やる気
テラスタイプ:フェアリー
持ち物:オボンの実
技:命懸け 憤怒の拳 ステルスロック 挑発
ステロ要員。
正直ステロが撒けて相手の起点にならなければいいくらいの気持ちで採用したがかなり使い勝手が良かった。対面駒としても命懸けや憤怒の拳で負荷をかけることができ、よっぽどでなければ初手投げしていた。
初手としてカバルドン展開を阻止できることが強かった。ただ初手メガネハバタクカミには一撃で倒されて何もできないことがあったため襷でもよかったかもしれないが、オボン+命懸けで予想外の負荷をかけつつ退場する動きも強かった。
テラスタイプは他の型の使い回しのためフェアリー。一度も切ることはなかったが持ち物が襷ではないため、不利対面の際にはステロ+αの仕事を求めたい時に切ってもよかったかもしれない。
セグレイブ
いじっぱり H4 A252 S252
特性:ねつこうかん
テラスタイプ:氷
持ち物:気合いの襷
技:氷柱針 氷の礫 地震 きょけんとつげき
対面襷枠。
トドロクツキやイルカマンなど構築として重いポケモンに襷を盾に負荷をかける役。
特にトドロクツキはクエスパトラではアシパが通らず、キノガッサはテラスタイプ次第で負けてしまうためストッパーとして必須であった。主流の飛行、鋼、炎のどれでも打点があり対面処理することができる。
それ以外でもきょけんとつげきの負荷がすごい。
キノガッサとセットで選出する機会が多く、テラスタルを切ることはなかったので氷のまま。
クエスパトラ
図太い H244 B252 D4 S4
特性:加速
テラスタイプ:炎
持ち物:食べ残し
技:アシストパワー テラバースト 瞑想 羽休め
某S○GAのゲームの戦国大戦の日輪の天下人と言って果たして何人に通じるでしょうか。それに通ずる最後の捲り性能がとにかく高く、瞑想2回以上してアシストパワー連打していればとにかく勝てる。
元々はルミナコリジョンを使う対面駒として使用していたが初手出しして対面負けした際に数的不利を覆せず負けるパターンを繰り返してしまい、単体としてとても強力なポケモンだが活かせていない感覚があった。
そこで起点を用意して瞑想を積むアシストパワー型に変更して、あわよくば対面構築と思ったところに刺さればいいなと思いパーティに組み込んだところ勝率が大きく上がった。
何よりやりたいことの押し付けなので選択が簡単だった。
極端に言えばステロを撒く、壁を張る、瞑想を積む、以上。
実際相手からどう見えていたのかわからないが、何の対策もされず順調に瞑想を積んで勝つ試合が多かった。ただし性能上、悪タイプが相手にいる時だけは選出するか考慮する必要があった。特にトドロクツキはアシストパワーも炎テラバーストも通らないので竜舞の起点にされてゲームが崩壊する。
持ち物は適当に余っていた食べ残しを持たせたが非常に良かった。たまにいる毒菱展開に対しても毒ダメージを軽減したり、羽休めを連打する展開でも回復量の補助になって受けを成立させつつSの上昇を待つことができた。
《選出・立ち回り》
基本選出
コノヨザル+ドラパルト+クエスパトラ
・悪タイプがいる場合
ドドゲザンやマスカーニャくらいであれば瞑想+テラバで貫けるので壁パトラ選出。そもそもガッサやコノヨザルがいるとドドゲザンを選出されることはなかった。
トドロクツキは竜舞でもスカーフでもきついのでキノガッサ+セグレイブで処理を狙う。
・イルカマン
炎テラスを切ってしまうと負け。
できるだけ先に展開できるように立ち回りたい。
壁ありクエスパトラとイルカマンが対面した場合は鉢巻ウェーブタックルが来ないことを祈りつつ羽休めを連打してアシストパワーの威力を上げていく。
雨イルカの場合は先のコノヨザルとドラパルトでなんとか雨を枯らすことを意識する。
・受けループ
コノヨザル+キノガッサ+クエスパトラ
コノヨザルの命懸けで2対2に持ち込んでキノガッサかクエスパトラの通せる方にテラスを切って崩しを狙う。ハピナスやドオーが悪テラスしてきた場合はキノガッサが通るし、それ以外はクエスパトラが通る。
・ハバタクカミ
明確な滅びの歌というクエスパトラの対策を持っているポケモン。
基本的には壁パトラ選出だが取り巻きに次第ではキノガッサ+セグレイブ@1選出。
拘りアイテムの場合はスカーフであればコノヨザルが1発耐えてからステロ→死に出しドラパルト(何もできずに一撃で倒されるがスカーフが確定)→クエスパトラでテラスを切って瞑想のルート。
メガネの場合はコノヨザルが一撃で倒れる(メガネ確定)→ドラパルトで上から壁を張る→クエスパトラでテラスを切って瞑想のルートで高い確率で勝利できた。
拘った状態のハバタクカミと対面できれば滅びの歌を歌われる前に展開できるがブーストエナジーだけは相手の選出や技に依存するところがあり、立ち回りが難しかった。
あと殆どのハバタクカミが初手から出てきたため何とかなったところもあるが、裏から出てきて、クエスパトラしか残っていない展開はほぼ負けだった。
(殆どのハバタクカミが瞑想2回、加速2回のアシストパワーで倒せないため滅ぶまでのターン数が足りない)
・相手にカイリュー、イルカマン、テツノドクガがいない時
キノガッサが立ち回りやすいのでキノガッサ@2
キノガッサ以外は対面で仕事ができそうなコノヨザルやセグレイブ、瞑想羽休めできそうならクエスパトラ。
タネマシンガンの火力を楽しむ。
《最後に》
ここまで読んでいただきありがとうございます。
拙い文章で構築記事というよりもはやただの感想文となってしまいました。
毎回構築記事を書いている方は凄いと同時にありがたいなと思いました。
またポケモン対戦をやっている友達が全くいなくて、1人で寂しくあれこれ考えながらパーティ組んだり潜ったりしてるのでどなたか相談に乗っていただけると幸いです。
TNゆうり
Twitter:@_homamay ーもまや