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英語力ゼロでソロ海外トレイルへ~タスマニア/Overland Track~トラックスタート前日
こんにちは。yayoです。
2023年11月19日~25日にかけて、オーストラリアはタスマニア クレイドルマウンテン・レイクセントクレア国立公園にあるオーバーランドトラックを歩いてきました。
笑いあり、ハプニングあり、感動ありの素晴らしいトレイルだったので、ぜひ皆さんに知ってならいたいと思いこの記事を書いています。
オーバーランドトラックとは…
世界遺産 タスマニア原生地域にある、
クレイドルマウンテン・レイクセントレア国立公園の最深部を
北から南へ5泊6日で縦断するトレッキングコースです。
いよいよ、オーバーランドトラックがある国立公園の入り口であるロニークリークへ。
2023/11/18 ロニークリークへ移動
移動はOverland Track Transport という会社が運営するシャトルバスで。
予約は日本で行い、支払いも済ませていたので当日は乗るだけだった。
6:30か12:00の便が選べるが、最終買い出しをしたかったので12:00の便にした。
その日のうちに歩き始めたい人は6:30の便で向かうようだ。
11:30に滞在していたホテル前でピックアップ。名前を確認されて、大きな荷物はバスのうしろにあるトランクルームへ。
そこから1時間くらいかけてシェフィールドという街へ向かう。そこでは30分くらいのお昼休憩があった。
そこからさらに1時間でロニークリークへ到着。ホテルの前まで送ってくれた。
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ロニークリークでの宿泊
オーバーランドトラックの前泊で滞在したのは 『Mountain Highlanders』というロッジ形式のホテル。
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受付の女性がとても陽気。
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シャワーやきれいなトイレも完備されていて、ソープ類などのアメニティも充実していた。ちょっとひとりで泊まるには豪華すぎるくらいの設備 笑
バスで乗り合わせたハイカーたちは、隣のディスカバリーパークス クレイドルマウンテンというところに滞在している人が多かった。
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ロニークリークではビジターセンターに併設されてるカフェがあるが、周りに飲食店やスーパーはない。
ビジターセンターでチェックイン
ロッジにチェックインしたら、次はビジターセンターでオーバーランドトラックパス(通行証)を受け取りに行く。
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ビジターセンターのなかにオーバーランドトラック専用の受付カウンターがある。
受付は出発当日の午後2時までか出発前日の午後3時~午後4時までの間に済ませる。
メールで送られてくる予約確認書、本人確認書類(パスポート)、あとはメールに添付されてくる持ち物チェックリストの提出を求められた。
その後、隣の小部屋でトラックを歩く上での注意点と直近一週間の天気予報が一通り説明されます。もちろん全部英語…。
主な内容は
・天気は崩れやすいのでレインウェアを持っていく
・各小屋でチェックインの時に名前を記入する
・最終日のフェリーやトラックが終わったと街まで帰るバスは予約しているか
・水は浄水するかできれば煮沸して飲む
・動物が食べ物を狙ってくるので、食料は外に放置しない。
みたいなことだった。
注意点はオーバーランドトラックの公式ホームページの中に記載されていることばかりだったので、私のように英語に不安がある方は事前にチェックしておくといいかもしれない。
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日本語を選ぶと翻訳されたページが表示されます。
説明のなかで持ち物の確認もしていきますが、特に念押しして聞かれるのがPLBの所持の有無です。
PLB(Personal Locator Beacon)とは…
人工衛星を通じて自分が遭難したことを通報する遭難信号発信器です。
日本では主に海上でしか使えず、使用するにも許可が必要となりますが、
海外のロングトレイルでは所持することを推奨されています。
PLBは購入するとなると5-6万円くらいかかるので、私はシャトルバス会社のレンタルを利用した。1回のレンタルで$50くらい。シャトルバス予約時に同時に申し込んで支払いも済ませておいたので、乗車した時に受け取り、トラックを歩き終えたあと帰る時に運転手の方に返却するだけだった。
ビジターセンターでも貸し出しはしているみたいだが、台数に限りがあるようなので、事前に準備しておくことがおすすめだ。
そんなこんなで説明会が終了しついに通行証をゲット。
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このパスはトラックを歩いている際に管理スタッフにチェックされるので、ザックの見える位置に取り付ける。
こんなかんじで前日の手続きは全て終了。明日から、いよいよオーバーランドトラックを歩く。たのしみっ!