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応援ナースの日常⑧ 〜応援ナースに必要な経験年数〜

 応援看護師は即戦力というイメージが強いですが、本当にその通り。勤務1日目から受け持ち患者さんがついて、病院のシステムや物品の場所、記録方法などはやりながら覚えていくという感じです。
 採用基準は臨床経験年数3年が大きな壁となり、基本的な看護技術や知識が必要とされます。応援ナースを始めた当初、私は臨床経験3年、ブランクが2年と看護技術や知識に不安があったので、転職サイトの担当さんにその辺りを伝え、それでもOKという病院に面接をしてもらいました。
 実際に働き始めると私が経験浅いことは皆さん理解してくれていて、見合った仕事を割り振ってもらったりしていました。数か月後には病院内のコロナクラスターにより、経験年数など関係なく仕事を割り振られていましたが・・・。

 臨床経験3年が大きな壁になりますが、実際はそれ以下でも受け入れてくれる病院はあるみたいです。一方で経験と知識が豊富な人でも、協調性がなかったり正職員の人たちとコミュニケーションがうまくとれなくて、更新をしてもらえない人もいました。必要とされるのは経験が豊富でめちゃめちゃ高度な知識と看護技術を持っている人というよりは基本的な看護技術を習得していて協調性がある人だったりするのかもしれません。
 知識と技術は応援ナースをしながらでも伸ばすことができます。一つの病院で長く働くこともキャリアを積む一つの方法かと思いますが、色々な病院の方針ややり方を見て経験を積むことも看護師の経験を積む一つの方法なのかなと思います。転職って簡単にはできませんが、応援ナースは色々な病院で働けるので視野が広がるいいきっかけになると思います。経験年数にこだわらず、気になったら応援ナースで働いてみるのもいいかもしれません。


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