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とあるトレーダーさんからの相談事と自分なりの解決方法のアドバイスについて

Q. 現状ポジションが以下のようになっている場合、どうしたら良いと思いますか?とりあえずホールドのまま行こうと思っています。

※前提として数字は、本人の名誉の為と、解りやすいように脚色しています。

【現在の状況】
証券会社:GMOクリック証券
証拠金:6,000,000円
現在ポジション:
・USDJPY ロング20枚 (含み損2,000,000円)
・USDJPY ショート10枚(含み損1,000,000円)
※両建て状態になっている状態でトータル▲3,000,000円
年間収支:+1,000,000円

【数字を少し整理】
開始証拠金:3,000,000円
追加証拠金:2,000,000円
確定益:1,000,000円
含み損:3,000,000円
※つまり現在ポジションをクローズさせたら、残高3,000,000円となり、年間収支は▲2,000,000円となる。


A. 自分なら以下の手順で立て直します。

【第一段階】
まず、現在確定益分1,000,000円分の確定損をいち早く確定させて損切を行います。
つまり、ロング・ショート共に5枚ずつ、500,000円ずつ合計1,000,000円の確定損を出して年間プラス部分にぶつけて、年間損益をゼロに持っていきます。

両建て状態で、ロング・ショートの両方のポジションがマイナスとなっている場合で、ロング20枚・ショート10枚ということは、現在は差し引きロング10枚分の損益が▲1,000,000円ということだから、ロング・ショート両建て部分の▲2,000,000円部分に関しては、上に上がっても下に上がっても変わらない為、両建てした時点で、自ら確定損とした状態です。

口座上の数字表記で、証拠金金額が減るのが嫌だからやったことだと推測されますが、現実的には、表示上で含み損がマイナスで出ているはずなので、ポジションをクローズすれば一緒のことです。
そもそも、既に入金した金額を引き出すことはすでに不可能です。

また、既に確定益が1,000,000円あるのであれば、国内口座の場合利益に対して20%が納税となりますので、このまま年を跨いだ場合、200,000円が納税となりますので、利益部分の手残りは800,000円となります。
どちらにしろこのまま年を跨いだら200,000円が減ります。

この場合、両建て含み損は変わらず残りますので、▲2,000,000円は固定されてるので、確定するまで残り続けます。

ちなみに、ロングのスワップよりもショートのスワップの方(つまり取られる方)が高いと思いますので、両建て部分だけで考えれば、毎日ゆっくりと残りの証拠金もじわじわと減る運命となります。

このスワップ分を毎日トレードのプラス収益で補っているのであれば問題ありません。恐らくトータル確定益が2,000,000円を超えたとき、両建てを解消すれば、この両建て部分のマイナスは無くすことができます。

※ただし、日々勝てる人は、管理が面倒な両建てポジションを放置するようなことはしないはず・・・
GMOならスピード注文使えないから、秒スキャとか多分無理。

既に確定している1,000,000円の確定益は、この損切を埋めるためのものだと思いますが、ポジションを持ち越すのであれば、いつ清算するのでしょうか?納税分無駄に200,000円稼ぐ気でいるのであれば、どうぞお国の為に納税頑張って下さい!




【第二段階】
第一段階で年間損益をゼロにしたことで、以下にポジションが整理された状態になったと思います。
これから、以下の内容を良く読んで、どちらの運命を辿りたいか覚悟を決めます。

証拠金:5,000,000円
ロング:15枚(含み損▲1,500,000円)
ショート:5枚(含み損▲500,000円)

合計含み損:▲2,000,000円
口座残高:3,000,000円

現在、USDJPYのレートが134円ですので、ロング10枚分部分の損益が毎日変動する状態ですので、平均建値144を10枚、1000pipsの含み損状態となっている状態です。

このポジションで、1円100pips動くと10万円動きますから、単純に3000pips逆行したら口座残高はゼロとなり全損となります。

現在のレートが134円ですので、USDJPYが100円になったころには完全にアウトです。

最も、GMOクリック証券の場合USDJPYの1枚あたりの証拠金が53,720円ですので、現在の必要証拠金が537,200円ほど。証拠金維持率が50%を下回ると強制的にポジションが清算されますので、強制的にポジションが切られても268,600円は残るかもしれません。

つまり、現在口座残高3,000,000-268,000=2,732,000
2700pipsは耐えられる計算になります。
現在レート134ということは107円にならなければ強制的にポジションが切られることはないはずです。
(厳密には、レートが下がれば証拠金も下がるので、もう少し耐えられるかもだけど、ボラが上がったら証拠金も上がるかもしれないし、状況によってルール変更は十分あり得る。だからとりあえず全損3000pipsで見ておけば確実。)

ただ、今ポジションを切れば3,000,000円が残ります。
強制的に切られれば、268,000円が残ります。
スタートは5,000,000円でしたので、3,000,000円になってしまう事実を受け止めるのは、とても受け入れがたいことですが、現時点で失うものは2,000,000円です。

3,000,000円あれば、2,000,000円のマイナスを取り返すのは十分可能ですが、200,000円で4,800,000円を取り返すのは、ほぼ不可能です。
労働で、最低1,000,000円の証拠金を作ってからやり直すか、海外口座の超ハイレバで、圧倒的な勝率を誇ることが出来れば可能ですが、国内口座では資金効率が悪すぎて、相当な年月を必要とするはずです。

最悪の場合、今からさらにおかわり2,700,000円失ってもよいと言うのであれば、現在のポジションをホールドしたまま、USDJPYがまた152円に戻って、さらには180円を付けにいく夢を抱きながら、絶対に一瞬でも110円を割ることのようなことが無い様にお祈りトレードを続けることをオススメします。




【第三段階】
とりあえず、第二段階は、状況整理の説明となりましたが、損を認めて戦うことを決めたならば、残りのポジションはすべてクローズさせます。

お祈りトレードを選択された場合は、そのままでOKです。
恐らく、寝れない日々が続き、どんどんメンタルがおかしくなるので、最終的に口座資金の損だけでは終わらない、もしくは、口座はプラスになっても体調がおかしくなって別の意味でも高く付く可能性があることを、予め覚悟しておいてください。

USDJPYでは出来高があるので起こらないとは思いますが、金銭的な本当の最悪の場合は、スイスフランショック等のフラッシュクラッシュで、証券会社のサーバーが止まり、逆指値や強制ロスカットすらも発動しないで証拠金を完全に下回った時です。今持っているポジション金額と証拠金の差額が最大受ける借金の金額です。
(※下ヒゲが出たからってロングを仕込んでもそのまま突き抜けます。)

2022年中にUSDJPYレートが134円をさらに下に割って行くかはわかりませんが、可能であれば2022年は年間収支ゼロで終わらせて、2023年になってから以下のポジションを全てクローズ出来ればベストです。
ロング:15枚(含み損▲1,500,000円)
ショート:5枚(含み損▲500,000円)

理由は、国内FX口座の損失繰り越しが3年ですので、出来るだけ損益通算出来る期間を延ばしたいからです。
ただし、2022年中に110円付近へクラッシュするような事態が起これば、THE ENDです。

とにかく、もう含み損が増えて口座残高が減るのは嫌。
現在のポジションのせいで、新規ポジションをとる正常な判断が出来ないというのであれば、いち早く全てのポジションをクローズさせていったん残りの戦力を整理しましょう。
いったん撤退した後、戦力を整理してノーポジションの状態から戦いを始めましょう!

3,000,000円の証拠金があれば、2,000,000円を取り返すのは十分可能です。
損失繰越期間は減りますが、4年以内に取り返さないといけないが、3年になるだけです。この1年の差は、現在証拠金をこれ以上減らさない為の、勇気ある一時撤退の敗戦でもあると思います。

もちろん、全クローズではなく、とりあえず両建て部分だけを確定損とするのもありだと思いますが、とりあえずフラットに戻した方が立て直しは早いです。

何よりも日々メンタルが削られません。
メンタルが不安定な状況でのトレードは正常な判断が出来ないはずです。

ちなみに、134円で10枚10万通貨ということは、13,400,000円分のUSDを、現在の有効証拠金3,000,000円で持っているということですので、ポジション整理は、ある意味手遅れになる前の借金の債務整理をして出直すと同じような感覚を持ってもらえれば良いと思います。

銀行融資で始めた、その事業(ポジション)は、既に当初の事業計画は破綻し方向感は逆行・失っており、そのまま行けば倒産・廃業に追い込まれる可能性が高い状況にあります。現在はそのような状況であることを自覚して下さい。




Q. 今、損切ったら底だったみたいな悔しい思いをしたくない。

A. 上がると思うのであれば、切った後、すぐにロングポジションを取り直して144円になるまでホールドしてみてはいかがですか?
コストは、たった0.3のスプレッドだけです。

なんなら3,000,000円あれば、フルレバ50枚くらい持てると思いますので、144円までホールド出来たら500万円くらい儲かります。154円なら1,000万円です。

切らずに下がったら6円ほどで口座は破綻しますし、その前に証拠金維持率の関係で強制ロスカットとなると思いますが、1円下がっても50万円の損なので、上記のリターンを考えたらリスクリワードは良いはずです。

真面目な話で言えば、プラ転したら建値ストップで、プラス状態でホールドして、週末には一応手仕舞っておけば安全に利を引っ張れると思います。

もちろんですが、やっぱり上で無く、もうしばらく下と思うならば、無理にロングをとらないで、ショートでとるという選択も可能となります。

つまりノーポジションは、ロング・ショート・ノーエントリーと、確実に損を回避した上での選択が出来ます。

ちなみに、両建てにも関わらず、すべてのポジションがマイナスということは、天井ロング・底ショートポジションだけが残っているからだと思われます。
利は早く確定させて、損は放置するプロスペクトル理論に完璧にはまっています。

今までのエントリーを続けるなら同じことを繰り返すだけなので、いったん資金を半分以上抜いてから、エントリーやトレードスタイルを見直すことをおススメします。

ちなみに、ポジションを切れない理由のひとつに、今まで保有し続けて頑張ったのだから、何とかしたいというサンクコストバイアスもかかっているはずですが、少なくとも両建て部分に関しては既にどうにもなりません。





Q. 万が一、120円とか下がったら、証拠金を追加で入れるから!

A. そもそも、スタートは3,000,000円で、今回のUSDJPYの下落を耐えるために、追加入金していると聞きましたが、3,000,000円の時よりもポジション量は多くなっていませんか?

つまり証拠金を多く入れれば、ポジションが持てるようになってしまうので、結果的に現在と同じ比率のレバレッジでポジションを保有することになると思います。

最悪の場合、これがプラ転すれば、すぐに返せるとか思って、キャッシングなんかで資金を工面するようなことになったら、完全にギャンブルで借金を作る人と同じ思考です。

というか、初期証拠金を超えて、耐えるために証拠金を追加しているのであれば、既にこれに近いことをしているという自覚をして下さい。
追加入金したお金は、既にリスクに晒されているので、帰ってくる保証はありませんよ。

意味が解らないと言うのであれば、くるみちゃんを読破して、初心者の思考や行動を反面教師にして下さい。
※15話あたりからが本当にあり得ないだろうなストーリーだけど、追い詰められた人にまともな思考力があるはずがないので、十分あるかもしれないストーリー。


ダメなら、ポジションを全部切ってフラットにする。
ポジションが全てない状態で、新規で証拠金を足すなりして、ゼロから初めれば、冷静になれるはずです。

もし、同じことを繰り返すようであれば、そもそもポジションの取り方がおかしいとか、トレード技術の問題です。

エントリー精度を上げる勉強を少額や、デモトレードで訓練してから大金を扱って下さい。

※1,000,000円台のお金が少額と思える方は、口座を何度も飛ばしながらガンガン追加入金して市場でお金をばら撒きながら勉強してやりましょう!




Q. 日米金利差を考えると、また円安に向くはず!米国の○○もそういう政策に動くだろうし、○○さんも言っている。

A. 個人的に、長期的な目線で言えば、国際競争力の観点から円安に向くとは思います。20-30年とか自分が生きているスパンの話で。

なので、USDJPYのレートが120円を割ったあたりからは、JPYをUSDに両替して、基軸通貨と自国通貨の両建て状態での資産管理をしたいと思います。
これは、FXのようにレバレッジをかけてポジションを保有するのではなく、USD現物を保有するので、利ザヤを抜くFXトレードとは根本の考え方が異なります。

USDを持っていても、結局JPYに両替しないと日本国内で使用できませんが、保有しているJPYで生活するので、USDは米国株や米国債で運用するということになります。つまりUSD資産はあくまでも、資産の分散や運用という目線でしか考えていません。

そこから得られたUSDをJPYに両替して、まさにコップからこぼれ落ちるものだけを使って、コップの水に一切手を出さなければ、仮に日本がおかしくなっても一生生きていけるような気がしてなりません。

大前提ですが、FXトレードにおいて各国の政策や要人発言は気にしてはいますが、それによって長期のポジションをとることはありません。

短期トレードにおいて、突発的な要人発言での変動に巻き込まれた場合、これはエントリー時の世界とは異なっている可能性が高く、戦略失敗を意味しますので、最悪の場合は、保険でかけておいたSLにかかって想定内の損切で終了となります。相場が落ち着いたら取り返しに行くだけです。

インフルエンサーの○○さんが言っても、未来から来た人・・・例えばジョンタイターだったならば耳を傾ける価値はあるかもしれません。

バック・トゥー・ザ・フューチャーのスポーツ年鑑を持ったビフ・タネンの意見も良いかもしれません。

しかし、そんな人は実在するのでしょうか?で、無いならば100%の的中率は無いと思いますので、そのインフルエンサーの過去の予想も当たったり外れたりしてると思います。

競馬の予想屋と一緒ですね。
自身で判断出来ないから予想屋の意見でベットするのだと思いますが、これは完全なる思考停止・思考放棄から生まれる行動です。
もちろんこれでトータルプラスに持って行けるなら資金管理による自身の技術だと思います。

人間は確証バイアスにより、自身の都合の良い情報だけを集めて、都合の悪い情報は見ないという性質がありますので、FXトレードにおいては、ポジションを保有し続ける為の理由をひたすら探すことになるでしょう。

もちろんこれはテクニカルにも言えることですので、エントリー根拠が破綻しても、上位足に目線を切り替えて次々とポジションを保有し続ける理由を探し始めると思います。

それであるならば、自分のロジックを基準としてポジションを持つという完全自己責任でやりたいと思います。

とは言え、始めは何もわからないと思いますので、商材や本を読み漁ることになるはずですが、勝率100%の聖杯を探そうとすると、そのまま帰って来れないノウハウコレクターの旅に出ることになりますので注意が必要です。これにも確証バイアスがかかります。

ある程度の内容に触れるとわかってくると思いますが、自己啓発本のようにほとんどの物が本質部分では同じような事を言っており、ほぼエントリーポイントが一緒であるという事に気付くはずです。

彼らは、『もうお金は良いから社会貢献の為にやっている』とか、キレイごとを言ってくると思いますが、お金が目的なのか、承認欲求が目的なのかどちらでも良いとして、それなりのコストをかけていると思いますので、ビジネスサービスとしてやっているには変わりありません。
世の中の教育ビジネスのほとんどが同じだと思いますので、否定はしませんが、全て鵜呑みにして思考停止するのだけは注意して下さい。

ちなみに、教科書に書かれているキレイなエントリーパターンは、実際の相場での出現率は低いので、毎日ポジポジして負けているのであれば、完全なるポジポジ病を疑って下さい。ポジポジ病で損切貧乏になった後、損切出来ない病が併発するともう末期症状です。

また、誰が見ても明らかに教科書通りのキレイなエントリーパターンが出現した場合、それを逆応用してポジションをいったん狩りに来る動きがあるかもしれないということは忘れないで下さい。

話は脱線しましたが、株などの現物資産であるならば、どんなショックに見舞われても保有し続けることは出来ますので(最悪の場合でも上場廃止で元金失って終了)、多少は参考にする場合はあると思いますが、レバレッジが効いた持ち続けることが出来なくなるポジションで、他人の目線を入れることは絶対にありえません。





さて、2022年のUSDJPYの動きは、過去に無いレベルの物で、まさにGBPを思わせるかのような動きでしたが、実際にGBPJPYは、もっと狂った動きをしていました。

ザクを赤く塗っても、シャア専用にはなれないのだよ。
(トヨタ車のエンブレムをレクサスに変えたところで、所詮中身はトヨタなのだよ。※結局はレクサスのベースがトヨタなんだけど・・・)

実際にUSDJPYは、このあと100円方向に戻して、2022円の上げ相場は単なる投機的なバブルとなるのでしょうか?

それとも、再度150円を目指した円安相場継続となるのでしょうか?

仮に円安方向に動いて、USDJPYロングで、やっぱり持っててよかったじゃんとなったとしても、今回は助かっても、最後は必ず全損する日がやってきます。

正直なところ、日跨ぎをしない超短期トレードを主体としている自分には、どっちに行ってもらっても構いません。単純に上でも下でも動いてさえくれれば、いつでも利益チャンスに変えられます。

動きの無い、レンジ相場で両面焼きとなったり、あまりの低ボラで利益機会が減ることだけが恐怖です。

このように、レバレッジ取引をするにあたって、資金管理によるリスク管理は、相場から退場しないで居続けることを最優先として考えています。

資金に対して20%くらいまでの損であれば、わりとすぐに復活出来る許容範囲だと思っています。
全損さえしなければ、復活のチャンスはあります。

FXトレードとは、自分の損切ポイントに来る前に利確ポイントが来れば勝ちという単純なゲームです。
損切ポイントが全損であるならば、必ず最後は全損で終わることを強く理解して下さい。

スイングだろうとスキャルピングだろうと、見ている時間足の違いくらいで、ローソク足の本数でいうとそれほど変わらないと思います。
これは、完全に生活スタイルやポジション保有時に気になるか?という個人の特性だと思いますので、どちらが良いと言うものではありません。
あとは、想定値動きに対してポジション量を調整をすると思います。

スイング(中長期トレード)のリスクは、時間経過により相場環境が大きく変わって方向感が変わることが最大のリスクです。
ポジション保有時間が長くなるので、損切幅を大きく持たないといけないので、ポジション量を入れられません。
回転数が下がるので資金効率が悪いです。

スキャルピング(短期トレード・デイトレ)のリスクは、ポジション保有時に想定外の大きな値動きに巻き込まれることです。
ポジション保有時間が短いので、ハイレバ大ロットが可能ですが、SLを入れておかないと全損するリスクが常にあります。

FXにおいて、損切を取り返せるレベルに抑える。もしくは、損切が浅いところでしかエントリーしないというのが『聖杯』という理由に行き着くことが出来れば、トータルプラスを積み上げることが出来るようになっているはずです。

どんな手法を採用したところで、負けを認めないことによる勝率100%であるならば、最後は100%の確率で全損します。

恐らくこれを理解するには、まともな人並みのレールの上の人生を送ってきた方には、この思考には行きつくことは簡単には出来ないと思います。

仕事で失敗したり、コミュニティの中での失敗を表にするということは、他者からの信用低下を意味しますので、何としてでも隠し通して自分の居場所を確保してきたはずです。

FXにおいてこの行為は、損切を伸ばしたり、損失幅を薄める為のナンピンだったり、資金追加による証拠金維持率の改善を意味します。

何度も大きな損切をした後の取り返しトレードを試みたあと、小さな損切の方が簡単に取り返せるということを自身で理解する以外はありません。

早い段階で非を認めて軌道修正すれば、実力としての成果が評価され、負けてるのに資金は増えていくと言う複雑な感覚になるはずです。


当記事は、同じような事で悩まれている方へ向けての解決策のヒント、また自身のトレードスタイルの見直しの為に執筆させて頂きました。

誰かのヒントになれば幸いです。

USDJPY 1D
USDJPY 1W



GBPJPY 1D
GBPJPY 1W



2022.12.09追記---

損切りの重要性について


この天才的レベルのスキャルピングが出来る方は、両建ても一つの方法だと思います。

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