【暮らしの豊かさが、まちの豊かさへとつながっていく〜霧島リノベーションまちづくり〜】
議員になる前から、
「国分中央エリアには、たくさんの人が移り住んでいるのに、なぜ思うほど足元で消費していないのか?」と感じていました。
特に、30〜40代の子育て世代は、私の友人含めてマンションにもたくさん住んでいるけど、限定的な消費しかしていないように感じていました。
議員になって、テナント家賃補助制度の存在を知り、強烈な違和感を感じたところから、一般質問につながって行きました。
商売って、お店と顧客が、顔が見える心地よい関係性と、信頼おけるサービスの上に成り立つのが基本。
霧島市内で唯一「住む人が増えている」エリアで、空き店舗が増えているのは、このミスマッチが原因じゃないの?という違和感。
新規店舗はもちろん、既存の店舗が顧客を意識しながら変化し続けていくことが、このエリアが変わる1番大切なことじゃないのかな、そのための施策を打つべきじゃないのかな。そういった観点から、平成30年にリノベーションまちづくりの手法を紹介しつつ、官民連携した取組を推進するよう一般質問を行い、その後、リノベーションまちづくりの予算が出てきました。
(家賃補助の予算は、他にも課題が噴出していたらしく、同時期に廃止)
見えるもの(ハード)だけに寄りがちなまちづくりにあって、見えないもの(そこに住む人・心地よさ・プレイヤー・使っていない空間)が可視化されていきました。
ここ4年、コロナ禍と共存しながら霧島らしい形で進行してきて、国分中央エリアはそろそろ事業としては集大成を迎えます。
先週から、国分中央のずっと使われていなかった公共空間を使い、トライアルパークが開催されています。
エリアに住んでいる方が、たくさん「日常の延長で」お見えになっているのが、嬉しかった変化の兆しです。
既存の魅力のある店舗も多く、さまざまなサービス展開につながって欲しい。
まだまだこのエリアの日常は面白くなりそうです。
ぜひ、足を運んでいただきたいと思います。