幸せな訪問産後ケアのつくり方
家事代行サービスをスタートして5年が経ちました。
産前産後ケアだけでなくて、子育て中の家庭からの依頼での家事代行サービスも展開しています。
このサービスを始めたきっかけは、
もともとやっていた「自宅開放型子育て支援カフェcafemomo」。
平日ランチタイムのみの営業。なんと95%が子育て中の乳幼児連れのお客様でした。(どんなカフェをやっていたかは別記事にてご紹介)
ここに来てくださったママたちとは、たくさんおしゃべりをしました。
ハンドメイドが好きな人、お菓子作りが好きな人、育児グッズマニア、そんな話から始まり、なかには前職で宇宙にかかわっていたとか、いろんな国を回って仕事をしていたとか、ヨガでイタリアに行ったことがあるとか。
こんなに素敵な話がたくさん聞けること、個性あふれるたくさんの新米ママ達との出会い、本当に宝物の時間でした。
そんななか、
「実家が遠いか近いか」「助けてくれる人がいるかいないか」で、顔の明るさにずいぶんな差があることに気付いていきました。
もちろん、経済状況やその方の性格もありますが、努力ではどうにもできない「環境」のことで、これだけ余裕に差が出るものかと思ったわけです。
ちなみに、霧島市の子育て支援(=行政サービス)は、鹿児島の地方都市のわりに充実していると私は思います。
でも、いざ使おうとすると、使い勝手が悪いことがあって、というのが現状です。(この辺もまた別記事に)
さて、
「具合が悪いときに、早めに手助けがもらえたら、早く回復できたのに」
「夕方、ちょっと手助けをもらえたら、子どもに習い事させられたのに」
「年数回の出張の時にサポートもらえたら、仕事を続けられたのに」
そんなため息とともに、しょうがないよね、と、多くのものを天秤にかけてあきらめていくママたちを見て、もったいないなと思う気持ちがふつふつとわいてきました。
誰に頼まれたわけでもないけれど、そこで出来上がったのがこのサービスです。
大好きな友人たちのため息を、私たちのサービスで、ひとつでも減らしたら、素敵な友人たちが作る未来を後押しできるかなと、そんな気持ちで今日も動いています。