【育休ふたり旅】赤ちゃんと泊まる「農家民泊みどりさん家」in大分県!
やっと到着「農家民泊みどりさん家」
2021年12月3日(金)、午後3時。
大分県にある中津駅にたどり着いた。
生後9ヵ月の娘と2人、東京駅を出発してから6時間が経っていた。長旅だったはずなのに、なんだかあっという間だな。改札を出てロータリーへ進むと、そこで待っていてくれる人がいた。農家民泊みどりさん家のご夫婦だ。
にっこり笑顔の女性。少しはにかんでいる車の男性。私の到着に合わせて車で迎えにきてくれたのだった。これからひとまず4日間はこの2人にお世話になる。その後の予定はまだ決めていない。
「遠くから大変だったでしょ~」やさしく声をかけてくれるみどりさん。暖かい雰囲気でこころがホッと温まった。駅から車で40分、耶馬渓(やばけい)にあるみどりさん家に辿りつく。畑の脇にある看板が目印!
もう夕方だったので、荷物を置いて手作りの夕ごはんをいただく。娘にはお粥っぽいごはんと、お鍋の具の白身魚やお豆腐をあげた。おいしいいいい幸せっ。
じぃじに抱っこしてもらう娘。最近人見知りが始まり、知らない人が抱っこすると泣くことが多かったから心配してた。でも、みどりさんは全然大丈夫!!いっぱい抱っこしてもらってよかったね~。
みどりさん家では、大きな和室を使わせてもらうことにした。子ども用のお布団も用意してくれたよ。娘は広いお部屋で嬉しそうにハイハイしまくっている。東京の家は狭いからね~(;^_^
この日は疲れたから早めに寝よう。みどりさん、おやすみなさい!
朝のごちそう。ニワトリの卵をいただく
2日目の朝。
ぐっすり寝た私と娘。ぼさぼさ頭でのっそり起きてきた。
台所で朝ごはんの準備をしていたばぁば。
「おはよう~じぃじとポッポちゃんのところに行ってきなさい!」と言う。
「ポッポちゃん、だれだろう」裏口から外にでてみると、家の隣に小屋を発見!娘を抱っこして近づいてみる。
「コッコ、コッコ、コー!」わぁ、出てきた~ニワトリちゃん!6羽くらいいる。オスは気性が荒いらしく、今はメスしかいないんだって。娘はニワトリをジーッと見つめる。
ニワトリ小屋の中には、生みたての卵がありました。毎朝、この卵を食べるらしい。(たまに直売所で売るみたい)
今日の朝ごはんだ~!!嬉しいな。じぃじの笑顔も素敵。
12月に入り、耶馬渓もグッと寒くなってきた。冷たい空気ですっかり目が覚めた。あったかいリビングに戻ると、朝日が入ってきてホッコリ。静かな朝だなぁ。
さて、みどりさんの朝ごはんだ。いただきまーす!納豆は地元の耶馬渓で作られているもの。粒が大きくて大豆の味も濃厚。そして、採れたての卵もいただきます!!プルプルでおいしそう。栄養満点!
私が朝ごはんを食べている時も、動きたい娘はジッとしない~~!ゆっくり食べさせてくれーー!
と思っていたら、ばぁばが食べさせてくれた。あなた用にニワトリの卵をスクランブルエッグにしてくれたよ。よかったね◎
ほっくほく、サツマイモを食べる芋むすめ
サツマイモも焼けたよ~!家の畑で採れたものだって。黄金色だ。
サツマイモは娘の大好物。みどりさんが食べさせると、目がキラーンとして身を乗り出してきた。めっちゃ美味しかったらしく、「もっとくれ!食べさせろ!」とウーウー唸って机をトントン叩く。
その様子がおもしろく、じぃじは娘を「芋むすめ」と呼ぶようになった。
動きまわる芋むすめ。
本当のおじいちゃんちみたいに、ゆったり落ち着けるね。この日は午後から、厳浄寺というお寺に行く予定。行ってみたい映画イベントが開催されるのです。それまではヒマなので、近所を散策だ~!
静かな耶馬渓、朝のお散歩
「お昼までに戻ります。いってきまーす!」みどりさん家のじぃじとばぁばが笑顔で見送ってくれる。
近くには久福寺や巌洞山といったお寺などがある。お寺は急な階段があって、娘を抱っこしてると危なそうなので諦め。
畑や川。のーんびりした風景を見るだけで、今の私にはとってはじゅうぶん幸せ。夫も、会社の人たちも今ごろお仕事してるんだろうなー。育休って本当に自由だなぁ(1人目は)。ポカポカして、時間が止まってしまいそう。
1時間半くらいお散歩して、みどりさん家に戻る。お昼ごはんを食べて、お寺で一緒に映画を見るのだ。
自家製の甘ずっぱい梅ジャム、耶馬渓のハチミツ、トーストやスープを食べる。みどりさん家では、いろんなものが手作り。どれも新鮮で、口に入れる度に体が元気になる気がするよ。
ペロリ。
さて、これから厳浄寺というお寺にいく。13時から映画のイベントがはじまるのだ。そして、そこに青木麻耶さんという憧れの冒険家さんも来る。
厳浄寺ってどんな場所で、どんな人が集まるんだろう。ドキドキ。