栄村(マイハウス)に来たらできることは?~2023年11月時点~
こんにちは!
今回は「栄村(マイハウス)に来たらできることは?」をnoteでまとめました!
少しでも気になる方は気軽にご来訪いただきたいので、ご参考に!
私の主観も多分に含まれており、今後変化するかもしれないので、とりあえず2023年11月時点のものを公開します。
※ 写真はこれから追記していきます
栄村はどんなところ?
栄村は長野県の最北端に位置しており、昭和20年2月12日に積雪7m85cmを記録したこともある、日本有数(世界有数)の「豪雪地帯」です。
冬の間(12月~2月)に、過去10年間で「毎年平均何㎝の雪が降っているのか?」を県ごとに集計した記録を基にまとめてみると、最も降った地域は以下でした。
栄村の記録は含んでませんでしたが、2位の津南町と5位の野沢温泉村と隣接しているため、少なくとも同等量の雪が降ることは間違いありません。
ちなみに栄村独自の観測では、期間の基準は違うものの、2021年11月~22年4月の間で、降雪量1538cmを記録した地域もありました。
また村の南部地域には、2000m級の山々がそびえ、佐武流山(2,192m)、苗場山(2,145m)、鳥甲山(2,038m)は栄村の3大名山と呼ばれています。
苗場山は「日本百名山」、鳥甲山、佐武流山は「二百名山」にも選ばれ、多くの登山客に親しまれています。
そんな栄村は、世界最大級の豪雪地帯で、日本を代表する山々が囲う「自然豊かな山村地域」と言うことができる地域です。
できること① 美味しいお米やジビエ、野菜や山菜が食べられる
栄村は、豊かな自然に恵まれていて、食べ物が美味しいです。
お米やお蕎麦、トマトやズッキーニ、だいこんやにんにくなどの野菜はもちろん、生しいたけやなめこなどの山菜も絶品です。
シシコショウという唐辛子に近い特産品は、辛いですが風味がよく、加工品を含めてお土産としても購入いただいています。
栄村にはマタギの文化があり、熊やイノシシ、シカなどのジビエが食べられ人気です。
マイハウスでもBBQやお鍋などができますので、現地の作物を使った美味しい食事を堪能することが可能です。
できること② 温泉に入ることができる
栄村には秘境秋山郷を中心に、複数の温泉施設があります。
昔から温泉で有名な野沢温泉や松之山温泉だけでなく、近年スノーモンキーが人気で外国人がよく訪れるや山之内町の湯田中温泉とも隣接してるため、土地柄質の高い温泉に入ることが可能です。
村内には魅力が異なる温泉が多数ありますので、色々と試してほしいです。
私は数十年前から北野天満温泉(学問の湯)(現在改装工事中)にお世話になってますが、入浴する度に肌がすべすべになります。
できること③ キャンプや山登り、トレッキング、サイクリングなどを堪能できる
以前から、苗場山や鳥甲山、佐武流山があるため、登山客が多く訪れます。
また、信越トレイルという、長野県と新潟県の県境に連なる、苗場山から斑尾山にかけて整備されている、全長110㎞のロングトレイルがあり、秋山郷や野々海といった栄村の名所も含まれており、多くの方が歩いてます。
そのような立地からも想像できる通り、キャンプや焚き火を楽しむことができます。
さらには、毎年ツール・ド・苗場山というサイクリングイベントが開かれ、村内の県道や村道を通り、休憩所として集落を経由するコースとなっており、村民との交流を図れるイベントも開催をしております。
このように、村の人々と密に交流でき温かさを味わえる、アクティビティができることも魅力の一つです。
できること④ ウィンタースポーツを楽しめる
村内には唯一のスキー場である、さかえ倶楽部スキー場があります。
周辺には、昔から有名な野沢温泉や志賀高原、湯沢や苗場などがあるため、比較してお客さんが安定して入っておりませんが、豪雪地帯で雪に困ることがなく、100%天然雪を使用しております。
年に一度、キャンドルナイトというイベントが開催していますので、その時期に来ていただくと良いかもしれません。
スキー場以外では、スノーシュートレッキングやバックカントリースキーもできます。
また栄村以外を含めて、近辺のスキー場に行かれる方で宿泊施設の予約が難しいときは、村内の宿泊施設やマイハウスにお泊りすることもできますので、積極的にご利用ください。
できること⑤ 多種多様な動植物を観察できる
栄村には苗場山麓ジオパークがあります。
自然と共生することを再認識する場所であり、大地や自然とどう付き合うべきかを五感を通して学ぶ場所です。
自然豊かな場所のため、多種多様な動植物を観察することができます。
そんなジオパークを有する栄村には、トンボやアカハライモリ、トノサマガエルやクロゲンゴロウといった、全国的にみると個体数が急速に減少している絶滅危惧種の何れかのカテゴリーに指定されてる動植物が存在します。
「なぜ栄村に絶滅危惧種がたくさんいるか?」というと、ため池や小川、広葉樹林や針葉樹林、冬の積雪などから様々な自然環境が生み出され、村民による水田管理や下草刈りが維持されている結果として、豊かで多様な自然環境を織りなし、様々な生物が生息できています。
開発や乱獲だったり、里山の管理が行き届かずに起こる荒れ地の増加により生態系が乱れ、急速に生物の多様性が失われつつある現代で、栄村の存在意義の一つとして、人々が自然と共生することで生態系を維持し、多種多様な自然環境や動植物を守っていくことにあります。
できること⑥ 絶景スポットやジオサイト、縄文文化を味わえる
ジオパークの恩恵で、天池や野々海高原などはじめとした絶景スポットや、苗場山や鳥甲山の溶岩からなる柱状節理の発達した岩壁、風穴やかつて海だった信濃川左岸の地層や地滑り地形など、大地の躍動を体感できるジオサイトを味わうことができます。
苗場山麓には約3万年前の旧石器時代から人が暮らしはじめたと言われており、また栄村全体には縄文時代の遺跡が多く、雪国や大自然でどう生活するかの知恵や文化が今の時代にも受け継がれています。
私が住んでいる集落の皆さんも「よく縄文土器が見つかった」と言っているので、今でも運が良ければ見つけることができるかもしれません。
栄村は縄文時代は日本のどこよりも暮らしやすくて「縄文銀座」の一つだったと表現してくださる方もいます。
それだけ、栄村は食料を得やすく、森と共生して生きる縄文人が、日本の中でこの地域を選んでくれたということです。
5000年近くの時を経て、今でも知恵や文化が引き継がれていることを尊く感じます。
できること⑦ 集落や雪国の生活などの民俗を堪能できる
栄村は今でも集落単位で生活をしており、年に数回あるお祭りを筆頭に、公民館の運営や地域イベントの実施など「集落文化」が深く根付いています。
集落によっても人数や年代、移住者が多いなど特徴や雰囲気が異っており、違いを感じることができ面白いです。
私が住んでいる野田沢集落では、主要の産業である農業の資材などの共同管理など、協力して生活を営んでます。
日本有数の豪雪地帯なので、冬の期間も集落全体で助け合いながら生活します。
お盆時の夏のお祭りをはじめ沢山のイベントがあります。
タケノコ狩りや蛍の観察をしたり、普段はあまり使われない古道を歩くイベントがあったり、冬には雪を使ってお城を作ったりする「庭先キャンドル祭り」という催しがあったりします。
できること⑧ 綺麗な星空を見ることができる
栄村では野々海高原を中心に綺麗な星空を見ることができます。
以下の資料からも、長野県は「宇宙県」と言われており、全ての市町村から天の川が見られる県であることが確かめられています。
時期や条件による差はあるものの、「天の川の見られる測定値」において栄村は長野県で2位です。
私の家も山奥にあり周囲の光が少ないため、オリオン座などの星座はもちろん、天の川や流れ星を綺麗に見ることができます。
できること⑨ ワーケーションができる
栄村にワーケーションを目的とした施設が特別にある訳ではありませんが、マイハウス(私の家)では高速Wifiを完備しており、複数人がワーケーションできる環境が整っています。
ご要望に合わせてBBQや鍋、焚き火などにも対応しますので「日中は仕事をし、夜はゆっくりする」ことで、普段とは異なる環境でリラックスして仕事ができることはもちろん、栄村や周辺の信州や越後の特産物を肴にし、交流を楽しむこともできます。
できること⑩ 農業体験やバイトができる
特産品であるさかえむらトマトジュースに使われるトマトの収穫や、ふるさと納税の返礼品でもある、心づかいやコタキホワイト、SNOWRICEなどのコシヒカリを中心とした稲作など、農業の体験やお手伝い、アルバイトなどを時期や場合によってすることできます。
他には集落ごとのイベントなどで、キノコ採りやタケノコ狩りといった山菜採りに参加することができます。
農業ができることはもちろん、地域の中に入り込んで住民と交流でき、休憩時間に美味しい食べ物をいただくこともあったりと、大変魅力的です。
今回は以上となります。
栄村に移住して4ヶ月、初めて栄村の魅力をまとめましたが、少しでも栄村にくる理由がありましたでしょうか?
今後も定期的に更新をしていきますので、引き続きご覧ください!
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