初めての妊娠備忘録
あるかわからないが、次回のための備忘録として。
妊活〜妊娠発覚
元々生理痛緩和のために超低用量ピルを飲んでいたことも手伝って、妊活としてピル断ちした後すぐに妊娠した。
4週目の末に市販の妊娠検査薬で妊娠が発覚、5週目に病院に行って確定した。ちなみに、3週目くらいにジムでそこそこ負荷をかけた筋トレをしていたら、下腹部にちくちくとした痛みを覚えた。妊活中はあまり無理をしないほうがいい。
6週目くらいに、会社の先輩からninaruのアプリをおすすめしてもらってダウンロードした。不安な時期の精神的な支えになった。
つわり・食事
おそらく軽すぎず重すぎずといったところ。ただし、それでも体重的には入院一歩手前だった。
・ほとんど食べられない期→少し食べられるけどすぐ吐く期→そこそこ食べられるけど吐く期→胃もたれしやすいけど吐かずにそこそこ食べられる期(ここで安定)
・食べたくなった: なし
・食べられる: アクエリアス、ゼリー、オレンジ、お茶漬け(食べやすくて吐きやすい)
・におい✖️: 炊き立ての白米、揚げ物、塊の鶏肉、ゆで卵の黄身、ネギやニンニク、青魚、お風呂のお湯
・胃もたれ✖️: ヨーグルト
・食感✖️: 熟しすぎた柿(にゅるにゅるして喉に引っかかる)
つわりが落ち着いてからは特に制限せず過ごしていた結果、最終的に妊娠前+12kgとなった。後期からは少し血圧が高くなったが、もともと低血圧なので逆にちょうどよかった。
マタニティウェア
なるべくお金をかけたくなくて、ありもので代用できるか、産後も使えるか、じっくり調べた。
ただ、お腹がコンパクトだったためか、足の爪を切る、靴下を履く、等の妊婦ができないとされている動作が臨月でも難なくできたので、できなかったらまた違ったかもしれない。
・普段着:お腹が出ていない頃からパジャマズボンの締め付けで吐き気を催したため、早めにフェリシモでマタニティパンツとマタニティレギンスを購入した。マタニティワンピースは買わなかったが、ありものでなんとかなった。
・パジャマ:マタニティパンツとワンピースをパジャマとして使っていた。入院時は無印良品の前開きワンピースを持って行った。授乳を考慮するとスナップボタンのものがベストだったかも。
・下着:中期までは元々愛用していた24hブラの下着セットで十分だった。後期には、シルエット的にはコンパクトな妊婦と評判だったものの、締め付けによる吐き気を防止するために産褥ショーツと授乳用キャミソールが必須だった。入院中も専らこれらを着用していた。
・腹帯/骨盤ベルト:腰痛や恥骨痛があまり出なかったため、いらなかった。
産院
最初は定期的に通院していた会社近くの産婦人科に行っていたが、出産には実家に近くて24時間土日祝無痛分娩に対応してくれる病院を選んだ。
・完全無痛分娩…魅力的だったが、平日営業時間内のみ可能、つまり営業時間外や土日祝は麻酔科医がいないため普通分娩になる病院が多く、選択肢から外れた。
・完全計画無痛分娩…魅力的だったが、実家から遠い病院ばかりで、選択肢から外れた。
・里帰り出産…一般的に里帰り出産のために病院を移るのは30週前後だが、諸々の予約のためには出産する方の病院にもちょくちょく通院する必要があり、仕方ないものの若干面倒だった。また、自治体が発行するクーポン券を里帰り先で使用する場合は別途手続きが必要な場合が多いので、要確認。
出生前診断
クアトロテストを受けた。個人的にはやってよかったと思っている。
仕事
妊娠発覚時点で上司に報告し、安定期に入ったらグループに報告した。他部署には上司から伝えてもらった。
安定期に入る前後で業務の引き継ぎについて上司と話し合っておき、その後徐々に業務を移行して、最後の方はパイロット期間としたかったが、なかなかうまくいかなかった。諦めも肝心だと学んだ。
入院〜分娩
病院から事前に渡された冊子に入院時に必要なものの一覧があったので、ネットの体験談も参考にしつつ、30週前後にスーツケース+リュックサックに荷物をまとめた。
予定日当日の夜、前駆陣痛と本陣痛の違いがわからず迷っているうちに破水して、病院へ直行した。
ちなみに、大抵の記事や体験記には「初めてでも大丈夫。本陣痛が来たらその時に必ずわかりますよ✨」などと書いてあるが、本陣痛であればそのうち痛みが耐えれないほどに強くなるので、当たり前である。前駆陣痛か本陣痛か迷っているうちに出産した人の例など聞いたことがない。わからなければ、ネットで検索するよりも、いの一番に病院に電話するべきだったと思う。
すぐに分娩室へ向かって、さあ麻酔開始…かと思いきや、開始のタイミングは妊婦本人が決める申告制だった。10段階中の7〜8の痛みを「これくらい耐えなきゃかな…?」と痩せ我慢してしばらく耐えていたが、無痛分娩は痛みレベルを5〜6程度に抑えるものと知り、すぐさま麻酔を開始した。正直無駄な我慢だった。
麻酔が効いてからは少し眠れるくらい穏やかになった。麻酔追加ボタンを握りしめてまどろんでいたら、突如として痛みレベルが7〜8に戻ったので目を白黒させて助産師さんに何事か尋ねたところ、思ったより早く子宮口が全開になったらしい。追加の麻酔をかけてもらい、痛みレベル4〜5程度に効いてきたらベッドが分娩台にトランスフォームした。
子宮口全開が朝6時半、分娩が始まったのは7時前後だったが、ここからが長かった。いきんでもいきんでも下に降りてくる気配がなく、いきみ→休憩を繰り返すこと3時間、ついに痛みレベルは7〜8に。あまり麻酔をかけるといきみにくくなるとのことで麻酔追加ボタンを取り上げられて、絶望しながらいきむこと2時間弱、ついに我が子に会えた喜びと言ったら。鉗子の痕を頭につけて、生後1時間も経っていないのに、胸の谷間の何もない空間を必死に吸っている様子が愛しくて少し笑った。
病院指定のアイテム以外であってよかったものは以下の通り。
・飲み物:スポーツドリンクを用意していたが、本当にあってよかった。分娩はかなり長丁場なのに、陣痛が来ると何も食べる気にならない上、喉がカラカラになる。途中足りなくなった&痛みで吐いたので、休憩中に自販機で水を買ってきてもらった。
・ウィダーインゼリー:スポーツドリンクがあったため出番がないかと思いきや、立ち会いで疲れた夫が休憩中にこっそり食べていた。また、入院中、食事が足りなくて空腹に耐えきれない時にこっそり食べた。
・大人用おむつ:絶対に悪露を漏らしたくなかったので、おむつに産褥パッドをあてて、その上から産褥ショーツを履いていた。
・着圧ソックス:産後3日目、これまで経験したことがないほどに足がむくんだ。なかったらしんどかった。欲を言えばゴリラのひとつかみが欲しかった。
・イヤホン:なぜか他人の子の夜泣き&お世話は平気で眠れたが、同室の人の牛のようないびきが気になった。なかったら眠れなかった。
・サボリーノ:楽&時短でよかった。
産後
夫は立ち会いの後にいったん単身赴任先に帰ったため、産後ハイな状態で一回抱っこしたきりで、通常の面会が遅れた。そのせいもあってか、諸手続きや諸々の準備を率先して行う姿勢が見られずやきもきしたが、面会して抱っこしたら父親としての自覚が芽生えたようで、急に張り切っていた。
随時追記する。
育児の備忘録は別途まとめる予定。
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