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急転直下な動機
お久しぶりです。
カレンダーの上では、東京移住後2週間が経過したのですが、毎日が本当に刺激的すぎてあっという間に感じられます。近所のヤマザキの店員さんの素敵な挨拶のおかげで、1日を気持ちよくスタートできているのもとてもありがたいです。
そういえば、私がスーツにのめり込んだ理由というものを話していませんでした。なんとなくそれを残しておきたい気分なので、もし暇があれば下まで進んでください。暇がなければ、トップのかっこいいアル・パチーノをでもて一息ついてみなさんの作業に取り掛かってください。
小さい頃から特に洋服に興味がなかった私は、バスケットをして、ヒップホップを聴いて、友達と遊んでもらうことが生活の軸でした。バスケットのスター選手やラッパー、ビートメーカーなどのかっこよさには憧れていましたが、自分は彼らではないことを理解していたので、B-BOYファッションなどもしてこなかったのです。
そんなこんなで大学2年生の1月ぐらいに成人式で大学でバスケを頑張っている友人の姿にまず触発されました。そして成人式の時に来たスーツ(今では目も当てられないのですが)に背中に一本の軸を入れられた感覚を覚えました。
その後、この人生において何かを生み出して一人でやっていきたいという思いが強くなり、ほんの一瞬ビートメーカーとして食って行ってやろうかとも思いましたが、これもすぐに断念しのんびりと過ごす春休みを過ごしていました。そんな中であったのが師匠のスーツでした。
出会いがインターネットというのはなんともモダンな感じがしますが、その美しさとかっこよさに目を奪われてしまったのです。そこから師匠のブログを遡っていき、彼も一人で今の店を築いてきたということを知り、自分もそのノウハウを教えていただきたいと思い、彼の店に飛び込んで行きました。
一足店に入ると、宝物BOXの中に入ったように興奮し、感動が冷めやらないままその旨を伝えました。そこから修行の話を師匠にいただき、今に至るというわけです。
こんなことが数ヶ月のうちに起こったのですから、もはや私のこの一生はこれをやるためだけにあるのかななんて思ったりしています。
そんなこんなで本当に周りの人に支えられながら今の生活があるので、ただただ面白くないくらいに謙虚になって今できることを楽しんでやっていきたいと思います。そしてある程度形になってきたら、私のスーツという形で恩返ししていきたいです。だからそれまでちょっと待っていてください。
長ったらしい文章ですが最後まで読んでいただきありがとうございます。
来週も平常通り投稿しますのでどうかよろしくお願いします。