信州一人旅【弐日目】
#2. 最高の日の出を美ヶ原高原にて
壱日目に行けなかった美ヶ原高原.
ここの日の出が素晴らしいという情報を見て行ってみました.
日の出の時間は6時半,空が白け始めるのが5時半.
この5時半には着いていたいということで,4時前の出発となりました.
高原へ向かう最後の方の山道は結構怖くて,特に真っ暗中に佇んでいる白樺の群生は正直トラウマものになりました.
しかし,白樺の群生林を抜け,かなり標高の高い山道に来ると何やら空に煌めくものが.
まさか車内からこんなに明るく星が見えることがあるのかと疑心暗鬼になりながら車を進め,目的の駐車場まで到着し,車から降りてみると...
(Pixel 3aのナイトショット写真では伝えきれませんが)
本当に満点の星空が見れました.
星の点ってこんなに大きかったっけ?,と疑うくらいの大きさ.
周りに人が全然いないこともあって,原始の人々が星座を考え始めた頃はこんな風に見えたのかな,と思いを馳せることさえできました.
そんな感動から時を経たずして,夜が白け始めます(と同時に星はすぐに眩さを失っていきました).
本当に真っ暗なところからちょっとだけ明るくなり始めた時,地球というものを感じることができます.
運良く雲海も眼下に広がっていて,素晴らしい風景をさらに良いものとしてくれます.
そんな素晴らしい夜明けにカメラを向けながら,凍えそうになりながら,どんな物とも替え難いほどに素晴らしい朝を体験できました.
#3. ビーナスラインを独り占め.高原地帯のドライブ.
感動的な日の出と共に朝を迎えたのち,近辺の散策・ドライブを開始します.
まず最初に向かったのが,近くの牧場・そして山.
牧場(特に牛の放牧)は10月に終わってしまったそうですが,この牛伏山だけでも素晴らしかったので良い散策でした.
まず牛伏山に登る前の駐車場から見えた雲海.
そして,山頂から見えた360度見渡せる風景(牧場・雲海・北アルプス)と動物(オコジョ?).
ここで満点の星空と夜明けを見れたら最高だろうなぁ,と思いながら360度の自然風景を満喫し,いざビーナスラインへと足を運びます.
ビーナスラインはもうすぐ冬季通行止めというタイミングだったので,道中にあるお店の類は営業を終了していましたが,逆にそれが景色を独り占め可能にしてくれました.
移動してちょっと良いところがあればすぐに車を止めて写真を撮ったり.
そんなこんなで霧ヶ峰に到着.
湿原の中を歩けるようになっていたので,ボチボチと2時間ほど歩いたりしていました.
そしてお腹が空いて昼食を.
ランチはコロボックルヒュッテで食べたのですが,その周辺もまたトレッキングが可能な地帯.
せっかくなので一番上を目指し,車山山頂を目指します.
(日中は遊歩道がぬかるみ始めて歩きづらいので早朝の方がオススメです)
天気が良かったので富士山まで見渡すことができる山頂でした.
そこからは白樺湖に立ち寄り(個人的にはそんなにグッとこなかったですが),
別荘地として有名な蓼科も雰囲気を見てみようと思って車を走らせてみ,
と山間を少し下ってきたところで,その日の大まかな運行は終了となりました.
ここまで2日間続けて早朝からの活動が続き,睡眠時間も減っていたので,この日は夜の9時過ぎには寝てしまいましたね...
ハッセルブラッドで撮影した写真
Coming Soon...