「挑戦」に損はない。「やらない後悔」は挽回できないが、「やった後悔」は結果が残る。
挑戦って言葉を聞くと、「いや~、僕には無理ですよ」「失敗したくないし」とか「いつかは、やりたいとは思っているんですけどね」って返してくれる人たちがいます。もったいないですよね…
後悔するのが怖い
チャレンジするのが好きではないという人の多くが、「後悔したくない」とか「やったことがないから」とか「成功する確証があったらやる」という話をする。
「後悔したくない」というけど…
やらないで「あの時にやっておけば良かったなぁ」という後悔は挽回しようがない。「あの時にこうしたから失敗したんだ…」の場合には、「じゃあ、次はこうしてみよう」という挽回のチャンスが生まれる。
やってみた「結果」があることで、「その方法はダメだ」という事に気が付くことができるのだ。
次に、「やったことがないから…」という人の場合。
やったことがあるものは成功の確率も高いだろう。既に経験している事だからうまくやれる自信もあるだろう。
でも、そのやったことのあるものっていつかマンネリ化してきませんか?
その時にもこのまま続けていこうというモチベーションって続きますか?
もしくは、それが自分の仕事だった場合、その仕事の旬っていつまで保てますか?
そもそも最初は「やったことがない事」だったんじゃないですか??
最初のチャレンジを何とか形にできたから実績になり、経験として積算できたんですよね!?ってことは、最初はやったことがない事ですよね!?
赤ちゃんで生まれてきたときからすべてのスキルを揃えている人はいません。何も持たないで生まれてくる人たちがほとんどです。
逆に死の最後の瞬間に何かを持って死んでいく人もいないでしょう。何か持っていけるとしたら…生きた時間の経験と記憶を持ってあっちの世界に行くのだと思います。
あっちの世界に行くときに、持っていけるお土産がたくさんあった方が良いと思いませんか!?物は持っていけないんだったら、たくさんの経験とか体験を持っていきませんか!?
最後に、「成功する確証があったらやる」という人。成功するって決まっていたら、面白くないですよ。
失敗するかもしれないから成功する方法を考えるんです。必死で挑戦するんです。そっちの方が楽しいじゃないですか!
「でも…失敗したらどうしてくれるんですか!?」って聞き返されます。
僕はその時に、「もしもチャレンジして、失敗しそうだなと思ったら、どうしますか!?」と聞き返します。
「その時は死に物狂いで努力します」って回答が大抵の人からは返ってきます。
「それでもダメだったら!?」と聞くと、
「そりゃ、色々考えて努力しますよ」と返ってきます。
「ですよね~」と僕。「その挑戦するって意志を固めて一歩踏み出す時って、『こりゃダメに決まっているな』と思って挑戦しますか!?
例えば、お店を出そうって時に、『絶対に失敗するぞ!』って思って店を出すんですかねぇ!?」って聞くと、
「そんなはずないじゃないですか!成功するつもりでやりますよ」って返事が返ってきます。
ってことは、成功するつもりで挑戦して、失敗しそうだなと思ったら、試行錯誤して努力して切り抜けて、失敗しないように頑張るんですよね。失敗する方が難しくないですか!?
その上、万が一にも失敗したとしてもその経験は無くならないんです。その経験を次に生かして、雇用された会社で活躍するのか、借金を返済して再チャレンジするのかしたらいいじゃないですか!
挑戦するのはなるべく若い内に
挑戦したら結果が残って、少しでも前に進めるんだったら、挽回のチャンスが多く望める若い時期に挑戦する方が成功の確率が上がります。
20代で失敗しても、30代にも40代にも、50代にも挽回のチャンスがあります。逆に50代とか60代で挑戦すると、挽回のチャンス(期間)が短くなると思います。
「じゃあ、60代とか70代の人は挑戦するなって言うのか!?」って、僕がいつも講演するような会場だったら返事が返ってくるかもしれないですね。
年長者には年長者の挑戦のしかたがあるんですよ。
年長者の挑戦
年長者は若い人に夢を託すのが良いと思います。アドバイス程度はしても良いと思います。でも、若い人が経験を得る機会を奪ってはいけません。傍でそっと見守っているんです。
アドバイスを求められたときに経験からの話をしてあげるんです。俯瞰して物を見る方法を教えてあげてください。
その方法なら同時にいくつもの経験をすることができます。
若い人が自分の時間を使って挑戦しているのを、経験や人脈を分けてあげることで応援してあげてください。
少しずつのお金で良いので注いであげてください。
そうしたら、若い人たちは挑戦します。たくさん挑戦します。
年長者はそうした若い人をたくさん応援する事でお金も回るし、人脈も生きてきます。新しい時代に最適なサービスが誕生すると思います。
失敗しても良いじゃないですか。
若い人がその芽を伸ばすための糧になるのですから。その結果が、僕たちの共生する社会に新しい事業やサービスとして返ってきます。
よろしければ、サポートをお願いします。どんな記事を書いていけば皆さんの役に立てるのか…試行錯誤しながら僕の経験を発信していきます。