それを取って食べてしまいなさい 黙示録9章10章
[ヨハネの黙示録 9:10,11]
彼らはサソリのような尾と針を持っていて、その尾には、五か月間、人々に害を加える力があった。
いなごたちは、底知れぬ所の使いを王としている。その名はヘブル語でアバドン、ギリシア語でアポリュオンという。
→第5のラッパがなると、奈落からサソリのような生き物が出てきて人間に害を与えます。その王アバドン、ギリシャ語でアポリュオン。意味は破壊者。
[ヨハネの黙示録 9:18,19,20,21]
これら三つの災害、すなわち、彼らの口から出る火と煙と硫黄によって、人間の三分の一が殺された。
馬の力は口と尾にあって、その尾は蛇に似て頭を持ち、その頭で害を加えるのである。
これらの災害によって殺されなかった、人間の残りの者たちは、悔い改めて自分たちの手で造った物から離れるということをせず、悪霊どもや、金、銀、銅、石、木で造られた偶像、すなわち見ることも聞くことも歩くこともできないものを、拝み続けた。
また彼らは、自分たちが行っている殺人、魔術、淫らな行いや盗みを悔い改めなかった。
→これだけのことが起こっても、悔い改めないという人間の盲目ぶりは悲しいです。
[ヨハネの黙示録 10:8,9]
それから、前に天から聞こえた声が、再び私に語りかけた。「行って、海の上と地の上に立っている御使いの手にある、開かれた巻物を受け取りなさい。」
私はその御使いのところに行き、「私にその小さな巻物を下さい」と言った。すると彼は言った。「それを取って食べてしまいなさい。それはあなたの腹には苦いが、あなたの口には蜜のように甘い。」
→巻物を食べるという表現が気になりました。これは、神の計画を深く理解し、やがて時が来た時に伝えるという使命が与えられたという考えもあるそうです。御言葉を食べるという言葉にも似ています。
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