大逆転:聖書をめぐる旅 3/3
3/3(木)
王によって、かつてモルデカイが陰謀を伝えて王の命を守ったことが明らかになります。箴言は、道で金持ちと貧乏な人が出会う話です。
エステル記6章
10王はそこでハマンに言った。「それでは早速、わたしの着物と馬を取り、王宮の門に座っているユダヤ人モルデカイに、お前が今言ったとおりにしなさい。お前が今言ったことは何一つおろそかにしてはならない。」
エステルの酒宴の前夜、王が夜眠れずに過去の記録を調べると、モルデカイの善行を探し当てます。エステルの作戦、願いをその日に伝えず、翌日に引き伸ばしたことが、よい方向にすすんでいます。
モルデカイのことを想像している王に対して、自分に褒美が貰えると勘違いしたはハマンは滑稽でもあります。
自分が貰えると嬉しいご褒美を、敵であるモルデカイにせよというのが、王の命令となります。
皮肉にも、自分にしてほしいことを他者にせよという黄金律をハマンは実践しています。
箴言22章
2金持ちと貧乏な人が出会う。
主はそのどちらも造られた。
人間の分かれ目はどこにあるのでしょうか?
かつて、大逆転という映画がありました。
ダン・エイクロイドとエディ・マーフィが主演していました。金持ちと乞食の人生を入れ換えたら、どうなるか?
金持ちと貧乏、できれば金持ちを望むのが人情です。でも、天国に行ったラザロと金持ちの話を聞くと、金持ちが良いとは限りません(ルカ16章19-23)。
金持ちでも、貧乏でも主が共におられる人生は、豊かです。万事を益としてくださる方がご一緒だからです。ある意味、ラッキーと一緒に歩いているようなものです。
私に訪れた大逆転の人生は、多くの方々にも用意されています。
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