あなたのもうけた子らの中から:聖書をめぐる旅 1/23
1/23(日)
歴代誌下26章は、ウジヤ王の国造りが描かれています。詩編132編は、神様がダビデに語られた、未来についての預言が語られています。
歴代誌下26章
4彼は、父アマツヤが行ったように、主の目にかなう正しいことをことごとく行った。
10彼はまた荒れ野にも多くの塔を築き、井戸を掘った。シェフェラや平地には多数の家畜が飼われ、山地や肥沃な地には農夫やぶどう作りがいた。ウジヤが農耕を愛したからである。
15彼はまたエルサレムで技術者により考案された装置を造り、塔や城壁の角の上に置いて、矢や大きな石を放てるようにした。ウジヤは、神の驚くべき助けを得て勢力ある者となり、その名声は遠くにまで及んだ。
19香をたこうとして香炉を手にしていたウジヤは怒り始めたが、祭司たちに怒りをぶつけている間に重い皮膚病がその額に現れた。それは主の神殿の中にいた祭司たちの目の前、香の祭壇の前の出来事だった。
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歴代誌は、王様の様子を書いていますが、よいことだけでなく、駄目なところも包み隠さず書いています。今日登場するウジヤ王は、16歳から52年間、南ユダを治めた王様です。
彼は、戦いで勝利するだけでなく、農耕を愛しました。また、投石器など軍備を整備して、強い国をつくりました。
私の好きなシーンは、
「荒れ野に多くの塔を築き、井戸を掘った」
というところです。
整った地が栄えるのは当たり前ですが、荒れ野に作物ができるのは、神様の計画がなければできません。
ただ、残念なことに彼の晩年は神様に逆らい、聖別されたアロンの子孫にしか許されていない神殿で香をたくことに手を付け、重い皮膚病を患います。こう見ると、罪を犯す失敗をしても、悔い改めて人生を歩んだダビデの人生というのは、すばらしいと思いました。
詩編132編(前日の聖書箇所と順番が逆になってしまいました)
11主はダビデに誓われました。
それはまこと。
思い返されることはありません。
「あなたのもうけた子らの中から
王座を継ぐ者を定める。
12あなたの子らがわたしの契約と
わたしが教える定めを守るなら
彼らの子らも、永遠に
あなたの王座につく者となる。」
→この章は、ダビデが主のための場所が決まるまでは、家にもテントにも入らないで、眠らないという願いを神様にささげたところ、
神様は2つのことをなさいます。
1つは、ダビデ自身の子孫から王座を継ぐ者が現れること。 もう1つは、シオンを選びそこを神殿を建てる場所に決めるということです。
神様の神殿の場所としてシオンが選ばれますが、究極的には、神様の子ご自身が神様の住まわれる神殿と言えます。
キリスト者は、ダビデの王座を継ぐ者キリストイエスにつながり、究極的に神様が住まわれる器として、召されています。
今日、この文章を読まれている方に、神様の豊かな導きがありますように祈ります。感謝をもって、今日1日頑張りましょう。