白く塗った壁よ 使徒言行録22章23章 2024/5/6
[使徒の働き 22:19,20,21]
そこで私は答えました。『主よ。この私が会堂ごとに、あなたを信じる者たちを牢に入れたり、むちで打ったりしていたのを、彼らは知っています。
また、あなたの証人ステパノの血が流されたとき、私自身もその場にいて、それに賛成し、彼を殺した者たちの上着の番をしていたのです。』
すると主は私に、『行きなさい。わたしはあなたを遠く異邦人に遣わす』と言われました。」
→パウロは率直に自分がイエスキリストを信じる者たちを迫害していた者であることを告白しています。ある意味、恵みによってこの働きをしているとも受け取れます。
[使徒の働き 23:1,2,3]
パウロは、最高法院の人々を見つめて言った。「兄弟たち。私は今日まで、あくまでも健全な良心にしたがって、神の前に生きてきました。」
すると、大祭司アナニアは、パウロのそばに立っていた者たちに、彼の口を打つように命じた。
そこで、パウロはアナニアに向かって言った。「白く塗った壁よ、神があなたを打たれる。あなたは、律法にしたがって私をさばく座に着いていながら、律法に背いて私を打てと命じるのか。」
→神の前に正しく歩んできたというパウロの告白に、大祭司はキレています。自分の方が神に支えており、地位も上だと思っていたからでしょうか。しかし、神様の声を直接聞いて行動するパウロには、人間が作った権威は全く問題になっていないようです。
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