敵の衣の切れ端を手に:聖書をめぐる旅 9/12
9/12(日)
敵を撃つ最大のチャンスをダビデは、どのようにしたのでしょうか?
黙示録、最後の章で神様が繰り返し語られたことはどんなことだったでしょうか?感謝なことに、新約聖書は最後まで読み進めることができました。1日旧約新約1章ずつというこの旅は、ゆっくりですが味わい深い旅になっています。次回は、詩編から旧約を旅する予定です。
サムエル記上24章
ダビデ の 部下 は ダビデ に 言っ た。「 今日 こそ、 主 が あなた 様 に、『 見よ、 わたし は あなた の 敵 を あなた の 手 に 渡す。 彼 を あなた の 良い と 思う よう に せよ』 と 言わ れ た、 その 日 です。」 ダビデ は 立ち上がり、 サウル の 上着 の 裾 を、 こっそり 切り取っ た。
彼 は 部下 に 言っ た。「 私 が 主 に 逆らっ て、 主 に 油 注が れ た 方、 私 の 主君 に対して、 その よう な こと を し て 手 を 下す など、 絶対 に あり 得 ない こと だ。 彼 は 主 に 油 注が れ た 方 なの だ から。」
わが 父 よ。 どう か、 私 の 手 に ある あなた の 上着 の 裾 を よく ご覧 ください。 あなた の 上着 の 裾 を 切り取り まし た が、 あなた を 殺し は し ませ ん でし た。 それ によって、 私 の 手 に 悪 も 背き も ない こと を、 お 分かり ください。 あなた に 罪 を 犯し て い ない のに、 あなた は 私 の いのち を 取ろ う と 狙っ て おら れる の です。 12 どう か、 主 が 私 と あなた の 間 を さばき、 主 が 私 の ため に、 あなた に 報い られ ます よう に。 しかし、 私 は あなた を 手 に かける こと は いたし ませ ん。
→人生はテストである、という言葉を思い出しました。
人生には、様々なことがありますが、人生最大のチャンスをあなたならどうしますか?
荒れ野で逃げ惑うダビデが隠れている洞穴に、用を足すためにサウル王が入ってきます。
私なら、敵を撃ち殺してしまうような場面で、ダビデはこれを和解のために用いました。王の衣の裾を切り取り、洞穴を出た王に呼び掛けたのです。
そして、サウル王との和解を主にゆだねることを祈ります。
ダビデは、神様が油を注いだ人を殺めてはいけない。
自分のいのちを狙う敵であっても、神様の権威を中心に考えて行動しています。
ヨハネの黙示録22章
御 使い は また、 水晶 の よう に 輝く、 いのち の 水 の 川 を 私 に 見せ た。 川 は 神 と子羊 の 御座 から 出 て、 都 の 大通り の 中央 を 流れ て い た。 こちら 側 にも、 あちら 側 にも、 十 二 の 実 を なら せる いのち の 木 が あっ て、 毎月 一つ の 実 を 結ん で い た。 その 木の葉 は 諸国 の 民 を 癒 や し た。
→聖書の最後の章になり、やっと創世記のはじめエデンの園にあった「いのちの木」が出てきます。天国の風景は、命の水の川と、そのほとりに12の実をならせるいのちの木です。神様のメッセージは、次のとおりです。
渇く 者 は 来 なさい。 いのち の 水 が 欲しい 者 は、 ただ で 受け なさい。
最後に
「見よ、 わたし は すぐ に 来る。 この 書 の 預言 の ことば を 守る 者 は 幸い で ある。」
「見よ、 わたし は すぐ に 来る。 それぞれ の 行い に 応じ て 報いる ため に、 わたし は 報い を 携え て 来る。
「 しかり、 わたし は すぐ に 来る。」
→この章の印象的なキーワードは「わたしはすぐに来る」です。
3回も繰り返されているということは、とても重要だということです。
すぐにと訳されているところは、「突然」という意味があるそうです。それゆえ、目を覚ましていなさいという御言葉の意味を思わされます。今日、天国に行く準備はできていますか?天国に行く前に一つだけできるとしたら、何をしますか?自分の歩みを考える機会となりました。私たちは、神様がおられること、自分たちの中に罪があること(あったこと)、神が人間の罪の問題のために独り子イエスキリストを十字架につけられたこと、イエスキリストを信じる者が古い自分に死にキリストと共に新しい自分を生きる恵みが与えられることを信じています。
「わたしはすぐに来る」
主よ、来てください!
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