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前略モルデカイさま:聖書をめぐる旅 3/1
3/1(火)
エステル記は、モルデカイとエステルの間の手紙で表現してみました。ここには、手紙を運ぶ役のハタクという人物がいたことも忘れてはなりません。
箴言は、戦争の記事があったので、ウクライナとロシアの戦争について考えてみました。
エステル記4章
前略 モルデカイさま
あなたが、衣を裂き粗布をまとって灰を被り、町の中で叫び声をあげ、王宮に入ろうとしていることを知りました。
何があなたを、そんな行動に向かわせたのですか?
前略 エステル王妃へ
あなたは、全国に発出された王の通達のことを知らないのですか?
ペルシャ中に住むユダヤ人をすべて死刑にし、すべての財産をとりあげるというお触れが、出されたのです。ハマンの謀略です。
あなたは、知らないのですか?
これが、その写しです。
王妃であるあなたがユダヤ人のために、王に嘆願してくれるように願います。
前略 モルデカイさま
あなたもご存じのとおり、召しだされない者が、王様に近づくと男でも女でも死刑にさせられる法律があります。
ただ、王様が金の杓を差し伸べられる時だけ、その者は死を免れます。
もう30日になりますが、私には王様からの召しがなく、王様のもとに参っていません。私には、手段がないのです。
前略 エステル王妃へ
エステルよ、あなたが今王宮にいるから無事だと考えてはなりません。この一大事に、あなたが口を閉ざしているのなら、ユダヤ人の解放と救済は他のところからおこり、あなた自身と父の家も滅ぼされるに違いありません。
この時のためにこそ、あなたは王妃の位に達したのではありませんか?
前略 モルデカイさま
直ちに、スサにいるすべてのユダヤ人を集め、私のために三日三晩断食し、祈ってください。わたしも、女官と一緒に断食して祈ります。それから、法律にはさからうことになりますが、私は王のもとに参ります。このために、死ななければならないのであれば、死ぬ覚悟です。
箴言20章
18計画は助言を得て立てよ
戦争は指揮力を整えて始めよ。
武力で、隣国ウクライナに侵攻し独立国の主権を奪おうとするロシア・プーチン大統領に、世界の国々がNO!を突きつけています。
力の強い者が力の弱い者の持ち物を勝手に奪い、さらに多くのモノを要求し、それはもともと自分のモノだ。お前は、力が弱いのだからオレの言うとおりにするのが当たり前だ・・・というような論法です。
2日ほどで首都キエフが陥落するとみられていたウクライナは、ロシアの侵攻から4日たっても、徹底抗戦しています。
祖国を守るために、兵士が闘っています。
そして、ニュースのリポートでは、
ロシアの兵士の間でも、疑問が生まれているとのことでした。兄弟国であると言っていたウクライナを何故自分たちは攻撃しなければならないのか?
この戦いは、何のための戦いか?誰のための戦いか?
ロシア国内のニュースでは、ウクライナ全土にロシア軍が侵攻していることは情報規制でメディアでは伝えられていないそうです。しかし、インターネットをとおして、自国のリーダーがやっていることが明らかになっています。
祖国と、国民、そして国の主権を守るために戦うウクライナと、世論も軍隊も何のために戦っているのかわからず、核兵器まで持ち出して相手を威嚇する闘いをしているロシアの大統領と、指揮はどちらが高いでしょうか?
引き続き、ウクライナ人の主権と国民、領土が守られるように祈ります。侵略を止め、ロシアの兵が母国に戻るように祈ります。