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「彫像と鋳像を造らせた」士師記16章17章~ちょびっと聖書  a little Bible

3/28(火)

<気づき>
士師記16章
・ 3サムソンは夜中まで寝ていたが、夜中に起きて、町の門の扉と両脇の門柱をつかみ、かんぬきもろとも引き抜いて、肩に担い、ヘブロンを望む山の上に運び上げた。
4その後、彼はソレクの谷にいるデリラという女を愛するようになった。

 サムソンは、とんでもない怪力の持ち主でありながら、女性にはめっぽう弱い様子がうかがえます。力の強さだけでは、心を埋めることにはならず、女性を求め続けることが彼への罠につながります。驚くべきことは、このサムソンの性質をも利用して、主はイスラエルに勝利をもたらされたことです。万事を益にする主に感謝します。

士師記17章
・4彼が銀を母に返すと、母は銀二百シェケルを取って銀細工師に渡し、彫像と鋳像を造らせた。ミカの家にあったのはそれである。
 ミカの家にあったのは、人間が造った偶像、そして息子を祭司にするなど、まことの神ではなく自分が造った神をまつっていたと言えます。人間をつくった神ではなく、人間がつくった神というところが大きな問題です。これは、本当の神ではなく人間の欲望を神としたものでしかありません。

<祈り>
天のお父様、士師記の中で神様は必要最小限のことだけをなさって、人間を見ているように感じます。
これらのシーンに欠けているのは、神様との会話、すなわち祈りです。神様は、彼らの傍にいつもおられる方でありながら、彼らは神様に祈ることもせず、自分の欲望の赴くままに生きています。神様は、ここぞというところで手を貸してはくれますが、一見消極的にも見えます。主よ、私たちが日々の生活の中で主に祈らず、主の御声を聞かず自分勝手な判断をしていることを悔い改めます。私たちは一人では何もできず、主と共に歩むときにはじめてモノゴトが見えるようになります。聖霊様、今日も歓迎します。共に歩んでください。

~ちょびっと聖書  a little Bible
※「ちょびっと聖書」は、毎日2章読みながら気づきと疑問を書き進めております。
※本日は、目を止めていただきありがとうございます。聖書の言葉は人生に大きな変革を起こす種です。また、お会いできると幸いです。
※神様、イエスキリスト、そして自分のことを見つめなおす「4つの法則」をご案内します。 https://www.japanccc.org/4sl/

<関連資料>
裏切りの中にあっても:聖書をめぐる旅 8/10|荒野みちを|note
自分らしさと人間らしさ:聖書をめぐる旅 8/11|荒野みちを|note
どうか、わたしの言葉を聞いてくれ:聖書をめぐる旅 3/28|荒野みちを|note

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