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「共同体全体がこれを祝わなければならない」出エジプト記11章 12章 ~ちょびっと聖書  a little Bible

10/13(木)
 機は熟し、イスラエルの民が出エジプトすることが記されています。出エジプトの出来事は、イエスキリストの十字架の意味、人の救い、終末の出来事を予表するようなことが次々と語られています。

出エジプト記11章 12章

<気づき>
・5そのとき、エジプトの国中の初子は皆、死ぬ。王座に座しているファラオの初子から、石臼をひく女奴隷の初子まで。また家畜の初子もすべて死ぬ。 6大いなる叫びがエジプト全土に起こる。そのような叫びはかつてなかったし、再び起こることもない。』 7しかし、イスラエルの人々に対しては、犬ですら、人に向かっても家畜に向かっても、うなり声を立てません。あなたたちはこれによって、主がエジプトとイスラエルを区別しておられることを知るでしょう。7しかし、イスラエルの人々に対しては、犬ですら、人に向かっても家畜に向かっても、うなり声を立てません。あなたたちはこれによって、主がエジプトとイスラエルを区別しておられることを知るでしょう。
 過越しは主の怒りの象徴であり、イスラエルとエジプトを区別する大事件です。

・11:5その小羊は、傷のない一歳の雄でなければならない。用意するのは羊でも山羊でもよい。 6それは、この月の十四日まで取り分けておき、イスラエルの共同体の会衆が皆で夕暮れにそれを屠り、 7その血を取って、小羊を食べる家の入り口の二本の柱と鴨居に塗る。
 イエスキリストの死と十字架に流されたイエスキリストの血潮を予表するような記載です。

・12:33エジプト人は、民をせきたてて、急いで国から去らせようとした。そうしないと自分たちは皆、死んでしまうと思ったのである。
 神様にとって、何もせずにイスラエルの民を去らせることは簡単なことです。しかし、10の災いを持って、ようやく去らせるのには、何か意味があります。ファラオもエジプト人も、主が導くイスラエルに対して怖れを持ったことは確かであり、終末を予表するようなイメージもあります。

・12:41四百三十年を経たちょうどその日に、主の部隊は全軍、エジプトの国を出発した。 42その夜、主は、彼らをエジプトの国から導き出すために寝ずの番をされた。それゆえ、イスラエルの人々は代々にわたって、この夜、主のために寝ずの番をするのである。
 神様がご自身が、夜通しイスラエルを守られている。神様が私たちの味方であり、守られる方であることを感謝します。

・12:46一匹の羊は一軒の家で食べ、肉の一部でも家から持ち出してはならない。また、その骨を折ってはならない。 47イスラエルの共同体全体がこれを祝わなければならない。
 全体で祝わなければならないということは、非常に重要ということである。神様が羊を1軒の家単位で食べるように示されているのは、家庭単位で祝福をおくという意味かと思います。

<なぜ>
・12:11それを食べるときは、腰帯を締め、靴を履き、杖を手にし、急いで食べる。これが主の過越である。
 これは何故か?すぐに出発する準備で、食事をすることが記されており、信じて、すぐ行動することが求められているように思います。

<祈り>
 エジプトの奴隷状態のイスラエル人が救われるには、子羊の血が流される必要がありました。また、初子の死という犠牲が支払われる必要がありました。自由を得るためには、犠牲が支払われる必要があることを思いました。今日、イエスキリストの十字架の犠牲によって私たちには、自由があることを感謝します。出エジプトの時に、寝ずの番をされた神様は、今日も生きて働いておられることに感謝します。
 今日、ちょびっと聖書をご覧になった方に、神様の導きがありますように。イエス様のお名前でお祈りします。


~ちょびっと聖書  a little Bible
※「ちょびっと聖書」は、毎日2章読みながら気づきと疑問を書き進めております。
※本日は、目を止めていただきありがとうございます。聖書の言葉は人生に大きな変革を起こす種です。また、お会いできると幸いです。
※神様、イエスキリスト、そして自分のことを見つめなおす「4つの法則」をご案内します。 https://www.japanccc.org/4sl/

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