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アイデンティティの復活:聖書をめぐる旅 7/31

7/31(土)<✝示された聖書箇所→学び>
士師記6章では、いよいよギデオンが出てきます。ホテルに泊まると引き出しに入っているギデオン聖書は、この登場人物からきています。
へブル13は神様がよろこばれるいけにえについて、記載されています。
 
士師記6 

主の御使いは彼に現れて言った。「勇者よ、主はあなたと共におられます。」

→御使いは、酒だるに隠れているギデオンに対して、「勇者よ」と語っています。これは、アイデンティティの復活を宣言しているように思います。英語で人間のことをhuman beingということを思い出しました。beingはあり方を示します。あり方を受け入れた次に、行動が変わるということかと思います。違いを調べてみると、humanだけだと生きている人も死んでいる人も指すが、human beingは生きている人を指すとありました。beingがある方は生きている人とは、味わい深いです。

ギデオンは彼に言った。「わたしの主よ、お願いします。主なる神がわたしたちと共においでになるのでしたら、なぜこのようなことがわたしたちにふりかかったのですか。先祖が、『主は、我々をエジプトから導き上られたではないか』と言って語り伝えた、驚くべき御業はすべてどうなってしまったのですか。

→ギデオンに現れた主の御使いに対して、ギデオンが語っているのは、神様がいるのに私たちに何故こんなことが起こるのですか?これは、現代の日本人に神様のことを伝えると起こる反応に似ています。「神様がいるのに、なぜコロナウイルスが広がるの?」「何故、貴い命が犠牲になるの?」「何故、洪水で人が死ななければならないの?」
 ですが、その前の部分を読むと、「イスラエルの人々は、主の目に悪とされることを行った」とあります。神様が悪いのではなく、イスラエルの人々が、主に対して悪を行ったことがその状況を作っていました。私たちは、良い地が与えられているのに、自らの悪の報いを受けているのかもしれません。だからこそ、救い主が今日も必要です。

へブル13
わたしたちはこの地上に永続する都を持っておらず、来るべき都を探し求めているのです。 15だから、イエスを通して賛美のいけにえ、すなわち御名をたたえる唇の実を、絶えず神に献げましょう。 16善い行いと施しとを忘れないでください。このようないけにえこそ、神はお喜びになるのです。

→イエス様が天でご自身をささげてくださった故、私たちは動物の生贄ではなく、賛美のいけにえ、良い施しのいけにえをささげる恵みの中にいます。

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