GWの涸沢、穂高 その12 上高地へそしてまとめ
おはようございまし。さあ、最後です
ジャンイチの謎
もうお気づきかもしれませんが、ジャンイチとは、山小屋でジャンダルムと私の写真を皆様が見たときに、命名してくださった由緒ある名前です。
徳沢の朝、上高地へ
さて、朝です。
どんよりです。ああ、本当にお天道さまに恵まれた山行でございました。
カモンジにも感謝でございます。山と食欲と私たちは、朝ごはんをとっとと済ませ、ゆっくりテントを片付けるのです。
そういえば、昨晩、夜中にトイレに行こうとしたとき、無数のカエルがびっしりと道を埋め尽くしておりました。おそロシア。
で、そんなことはさておき、明神へ、そして上高地へと降りて行きます。
その前に、きっとまたどこかでと例の二人組と別れの挨拶とLINEの交換。
カモンジ
明神ではイワナの塩焼きをいただきます。
これは最初から決めてましたご馳走です。ご褒美です。
カモンジ小屋につくと、テーブル席と、少し入りにくい空気の囲炉裡座敷がありました。問答無用、道場破りの勢いで囲炉裡に向かうと、さらっと入れてくださいました。
そこでは一匹一匹丁寧に鮎焼いておりました。
職人気質のおじさんが、テクニカルに淡々と列をなした鮎をいいかんじでひっくり返して行くさまは、これはまだロボットには無理かなと、ちょうどそんな時、斜向かいのお兄さんに炭の火の粉が飛んであたふたされておりました。だめだよ、風上に座っちゃあ。
そうこうしたり、ああだこうだしたりしていると、出て来ました。鮎の塩焼き。
鮎といってもあの有名なオレンジロードの鮎川ではなく、魚の鮎です。あしからず。
結局階段は100段だったのか、99段だったのか、どうだったっけ。
実食。
うめえ、っす。
遠赤外線で骨まで熱線が通っているので、残さずたべれます。
何匹でも食べれます。
ビールもうまい。
山から降りて、鮎の塩焼きとは、これはもう。まんが日本昔話ですね。
ん?まさか狸に。。。
で、ご馳走様したあとは、穂高神社奥宮を参拝、奥穂高の山頂にも奥穂高神社嶺宮があります。穂高神社は、安曇野らへんにあります。綺麗な神社です。
奥穂高山頂の祠↑
海外ツーリストへ送るナイスジャパントリッププラン
そこから、対岸のルートで上高地に向かいます。
もうここは上高地のエリア、上高地周辺は登山をしない観光客も多く、たくさんのひとでにぎわってます。
特に海外からの観光客が多く、ほとんどがそうではないかなと思うほど海外のお客様がおられました。
麓は海外の人、そしてそれに追われて私たちは山の奥に、、、
でも、日本よりアドベンチャーでネイチャーな国であろうアメリカや中国からここに来るとは、なぜだろう。
と、少し前に思ったことがあり、なんとなくネットか本で見た記事に
『日本は、街、海、山の距離感が非常に近く、手軽に様々な景色が楽しめます』的なことをみたような。確かにニューヨーカーが登山するのにどれだけ労力がかかるのでしょう。意外とあったりして。。
という見地から、考えて見ました。おすすめジャパントリップ!!
東京築地でグルメ観光、わお、うめえ!
→北陸新幹線、わお、はええ!
→黒部立山、わお、でけえ、おお、きれい!
テント泊、いいねえ、大自然は。
→サンダーバード、これはね、さっきみた雷鳥という意味なんだよ。
→京都、わお、ジャパン!おいでやす!
→大阪、おお、やす!!うま!!
上高地バスターミナル
どうでしょう。
と、いうまに、上高地バスターミナルです。
お迎えのバスが来るまで、しばし、残りのご飯を食べながらぼーーとします。
おお、朴葉味噌!!
というわけで、無事帰宅するのでした。
今回の反省点は、
その1、アイゼン。軽量化を狙いすぎてペツルのレオパードにしたのですが、
雪壁では、重くてもしっかりしたリンクスにすればよかったです。ほんとに、反省。でもレオパードはめちゃめちゃ軽いです。
その2、日焼け対策。スキーもしないので、単純に舐めてました。朝昼と塗り直した方が良かったです。
その3、、、無いかな。あるけど未熟な私はまだ気がついてません。。
では、素晴らしい山行を!
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