見出し画像

やっぱりわからん!システムコーチング

 前回に続きORSCで開催された3日間のシステムコーチングに参加してきました。今回も忘れられない体験をしたので。備忘として残します。ただし、今後の受講者の体験を奪ってしまう可能性があるので、研修内容については触れずに純粋に自身が感じたことについて書こうと思います。
 システムコーチングや前回の記録が気になる方は下記をぜひ!


関係性を見るのではない!!関係性”も”見るんだ!

 システムコーチングは関係性を扱うコーチングです。関係性とはAさんとBさんがいた場合に両者の関係です。両者の関係性は「システム」と呼びます。なのでシステムコーチングと呼ばれます。至ってシンプルです。
 でもトライしたら、毎回大変なことになります。今回も大変なことになりました。Aさんと、イマジナリーなBさん、そして両者の関係性を解きほぐそうとします。見えているAさんのケアばっかり、イマジナリーなBさんや関係性にはほとんどタッチできてない。改善して次は関係性に目を向けると、文脈設定が十分じゃないので、???となる。関係性は目に見えないもんね。
 システムコーチングでは、関係性を意識していくのが重要。ただし、関係性を見るのではなく、関係性”も”見るようにする、関係性を一緒に見えるようにする。のが重要だということを学びました(言語化出来ていないんだろうなーこれ)

エッジはたまに遊びに来る友だち!

 コースは前回とは異なる2人のリードが進めてくれました。漫才師のように軽やかに進めてくれたので、安心して巻き込まれにいきました。リードが変わると同じことも全然質感が異なって入ってくることに感動。これがメタスキルの威力か、と体感することが出来ました。
 途中、互いのエッジが表出するたびに、「お、エッジがでたね!」なんて冗談交じりに言ってくれてて、自分の中ではエッジってこんなふつうに存在して、フレンドリーなものなんだ!!って理解が進んで最高でした。

息遣いまで感じた本気の獅子吼

 今回、途中に演習があり、自身がクライアント役を、リードがコーチ役をやった際に深い感動があったので記録しておきます。役に入り込んで対立をケアしていくようなワーク、予定調和じゃなくてもいいので本気で役に入り込んでくださいとのことだったので、感情をいれて表現しました。
 その中で対立構造をケアするコーチの姿が本当に印象的でした。息遣いや目線の動き、感情の反映、自身の恐怖と戦いながらもその場でコーチとしての役割を全うしようとする姿勢。重要なメタスキルとして習った「獅子吼」そのものでした。ただ、そこで見た獅子吼は、必ずしも猛々しい獅子吼でもなく、絶対的な自信の元に仁王立ちするような獅子吼でもなく、等身大の人間が恐れやプライドや色んな感情を含んだ生々しい獅子吼でした。時間が止まったように長く感じられ、コーチが迷いもある中で最善の判断を下そうとしているのが感じられました。システムコーチは厳しい道で、そこを歩む者は「魂の勇者」と呼ばれます、と、初回のコースで教えてもらったのですが、魂の研鑽の末に立っている境地だと感じました。正直、あの体験が出来ただけでも十分な学びでした。

純度100%の心理的安全性

 最終日の最後。純度100%の心理的安全性を体験しました。詳細は言えないのですが、人間100%開放したときのエネルギーってすげー、そして、システムの中では1+1が2000位になると確信しました。今まで自分が口にしてきた心理的安全ってなんだったんだろうか、と思うくらいのすごい場だった。場が自分を開放することを後押ししてくれる、開放した自分を場が受け止めて増幅してくれる。多様だし、多彩だし、安心するし、エネルギッシュだし、なんだろうな、「ニンゲンって、スゴイ」っていうくらいに言葉がなくなりました。ライブ感がやばかった。体験の余韻がすごすぎて、その日は忘れ物したひとが多かったもんね、多分あの体験は一生忘れられないと思う。詳細を忘れてもあの体験は一生忘れないと思う。やばかった。

心は発達させられる

 2回目のコースが終わって今感じていることは、心、全然使ってないじゃんという感覚。体感3%くらいしか使ってない。発展途上どころか、未着手。心を亡くす「忙しい」状態。開放してあんな体験ができるんだったら、エッジを超えて発達させたい。コーチングのクライアント体験や、NLPの学びのような学びのガイドもあって、心を真ん中において生活したいって強く思った。自分の中ではめっちゃ大きなパラダイムシフトだし、大きな歯車がゆっくり動き始めた感じがある!!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?