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NVC読書会 #5
イントロ
今回は参加人数が少なかったこともあり、先に進めるのではなく今までの内容を咀嚼する意味で、「Requestに対するNoを否定と受け取らないためにはどんな心構えでいれば良いのか」ということについての対話を中心に進めた会でした。
対話:ダイアローグ
誰も答えを持っていない状態で「Requestに対するNoを否定と受け取らないためにはどんな心構えでいれば良いのか」を話しました。
まずは、Noを否定と受け取ってしまうのはどんなときか。という話から。
自己共感やセルフコンパッションにつながるかも知れない。自分を大事にできていなくて、余裕がなかったり、機嫌が悪いと、Noを素直に受け取れない気がする
どんなとき、どんな内容でも、Noといわれると、相手との関係が一度切られてしまうような気がする。
NeedsとStrategy(Needsを実現する手段)がくっついている状態で出されたRequestにNoと言われると全否定だと感じるかもしれない。例えば、リラックスしたいので、マッサージをしてください、というRequestを否定されると、リラックスしたいというNeeds自体を否定された感じになってしまって、受け入れがたくなる、ような感じ。
対面している状態(IとYOUのみの関係性)だと、Noが双方自身に直接刺さってくるので、受け止める余裕がなくなって、否定に感じてしまうかもしれない。
自分の状態や思い込み、関係性等がポイントになるかもしれないです。 逆に、Noを否定と取らないような場面はどんなときか。という話では
Needsを探っている状態でのRequestは、Noと言われても、結果的にNeedsの具体化につながることになるので、素直に受け取れるかもしれない
協力している状態(WEと課題とかの関係性)だと、自分たちの意見をより良くする状態を双方が意識できている状態なので、Noは素直に受け取れるかもしれない。
あとは、Noの中に「こうなって欲しいなぁ」という相手の願いのようなものを感じ取れるような場合には、Noを素直に受け取れそう。という話になりました。
ダイアログの中で挙がった話はこんなところなのですが、そもそも、Noと言われれば、一旦、いやな気持ちになることもあって、それは消せないことなのだとすると、そこは一旦素直にかんじつつ、受け入れる受け入れないを決めるのがよさそう、と思いました。
おわりに
ダイアローグから人がった話として、Needsとつながる体験の話が出ました。僕自身Needsと繋がったという体験をしたことがないのですが、体験者によると、体験を言語化することが難しいが、一度体験すると、つながるきっかけを見つけることが上手になるとのこと。
なので、自身もNeedsとつながる体験をしてみて、言語化や再現性のためのポイントをもう少し書き記せたらなぁと思いました。