いろんな戸棚あけるでぇ〜
悲しみと向き合うことも大事だけど、
悲しい出来事が重なって耐えきれないときは
向き合わないようにすることも大事だ。
自分が自分を絶対に傷つけないようにするのも、大事なのだ。
半年前まで、とあるメンタルサポートを受けていた。
受けているときは、必死で必死で、講師の方が言うことは
すべて真実だったし、たくさん泣いたし、
一緒に受けている仲間をすごいと尊敬したとおもえば
メンタル弱すぎだろ!と心のなかで突っ込んだり、
講師の人が噛んだり誤字脱字することにキレそうになったりしながらも、
サポート期間が終わることが何より怖かった。
それがなくなったら、自分がなにもなくなると思い込んでいた。
卒業間近、なんとなくだけど
そのサポートを受けている自分のことが嫌になってきた。
サポートを受けなければ立っていられない状態な自分のことが。
自分が治ってきたと思ったきっかけが
そのプログラムは、カウンセリングが受け放題だったが
カウンセリングまでに、悩みを用意しないと!と焦る自分に気づいたとき。
最初は、待ち遠しくてたまらなかったし
期間中に悩みを話しきれるのか?と不安にかられていたのに。
卒業間近は、
明らかに心が回復して(ありがたい)
悩みなんて自分で消化できていたしむしろほとんどのことが
気にならなくなっていたのに、
悩みを作り出そうとするのも嫌だった。真面目か。
カウンセリングの予定をたてるために、
勤務予定を気にしなくてはならないのも嫌だった。
卒業して、そこに所属していない自分で
世界をみてみたくなっていた。
巣立ちたい鳥のようやな。
そうして卒業した。
今は、遠い昔のように思えるし
もらったテキストも
オンライン上の交流場所も、全く見ていない。
そんな自分を冷たい人間だと思ったけれど
それは間違いで、
ちゃんと自分の足で立てるようになった証拠だとわかると
嬉しくなった。
振り返るとそこにあるような、実家のような場所だと勝手に
思っている。
深みのある人になりたいなーと思ってたけど、
着実にその道辿ってると信じとこうかね。
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