タグ企画の経緯とWeb1.0の思い出
タグ企画を立ち上げたことへの経緯というか言い訳のような話であります。
Web1.0時代に文芸越人六◯◯というサイトがあり、600文字ぴったりの掌編を作りお互いに添削するという趣旨で、参加者の皆様は文章の研鑽をしておりました。私は参加者ではなかったし、掲示板へのコメントもしていなかったけれど、わりと熱心な読者でした。
そのサイトは小説がメインだったので、サイトに参加すると、主人公の設定をサイト管理者に送ってまとめページに載せてもらい、六〇〇文字では主人公の説明を省略できるシステムになっていました。隔週にお題が発表されて、お題の下に各人の六〇〇文字を投稿する……ツリー式の掲示板で運営されていました。
私は小説が書けなかったし、文章作成自体にも苦手意識があったから、仲間に入りたくても入れずに日参して観察だけしていたのです。
その当時の憧れがあって、今回、六〇〇という名前と文字数を使っております。また、サイトに参加して、掲示板で挨拶して、身内になってやりとりするって文化が楽しかったなぁという記憶がありました。noteでもやりたいな、でも、掲示板がわりに固定記事を作ってそこへの挨拶を求めるのって、ちょっと偉そうで嫌だなと考えたので、タグ企画として立ち上げることにしました。
(現在も1000文字の小説サイトがあり、読みに行ったりしております。ここのシステムも素敵なのですが、それはまた物語)
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