国会議員秘書になるには
みなさん、おはようございます、こんにちは、こんばんは。国会議員秘書のやまいもです。
今日は国会議員になるためにはどうしたらなれるのかをお話ししていきます。
前回の記事で、議員秘書の種類について触れておりますので、良かったらご覧ください。
国会議員秘書には大まかに2種類に分けられます。
・私設秘書
・公設秘書
になります。
「私設秘書」は、議員が私費で雇う秘書です。人数制限はなく何人でも雇うことが出来ます。特別な資格や試験もありません。年齢制限もありません。
期数を重ねたベテラン議員はやはり財政的な地盤も強く何人もの私設秘書を雇うことができるでしょう。
また議員の所属する派閥にも関係あります。(この話はまた後日)しかし、実際には2〜3くらいのところがほとんど。
地元事務所に2〜3人。議員会館に1〜2人といったところでしょうか。
結論 議員が雇うと言えば誰でもなれます。
「公設秘書」は、1人の国会議員に対して3人まで雇うことができる国家公務員秘書です。
もちろん国家公務員のため、給料は国から支払われます。また年齢も65歳まで、議員の配偶者となる場合は公設秘書にはなれません。
そして、この公設秘書には3種類に分けられます。
・政策担当秘書
・公設第一秘書
・公設第二秘書
です。
「政策担当秘書」は通常の秘書業務の他に、議員の立法補佐のためにあります。
政策担当秘書になるには、国会議員政策担当秘書資格試験に合格すること。又は、公設(第一、第二)秘書を10年以上勤め、研修を受ければなることが可能です。
政策立案、立法活動を補佐する立場になるので、必然的に議員会館勤務になります。
「公設第一秘書」と「公設第二秘書」に関しては、国家公務員ですが試験はありません。議員が指名すればなることが出来ます。
基本的には第一、第二共に地元事務所での勤務がほとんどです。
給料の順番としては、政策秘書、第一、第二、私設といったところでしょうか。
これに関しては年齢がものをいいますね。私設秘書が50歳であれば第一秘書の給料より高くなることがあります。
結論 政策秘書を除いて公設秘書も誰でもなれる
さて、ここまで秘書の種類についてお話ししていきました。
ここからが本題です。
どうしたら議員秘書として仕事が出来るのか。
最近では秘書の成り手が少なく、求人サイトで募集しているところもあります。最近だと自民党の小泉進次郎議員がindeedで募集して話題になりました。過去には自民党幹事長の茂木敏充議員も募集をかけていました。
他には自身のホームページに掲載しているところも、たまに見かけます。
例えば新卒で議員秘書になろうとすれば、学生インターンから。後援会の紹介とかでしょうか。
実際、アルバイトからの正社員採用もあります。
大物議員の秘書になるには、正直コネが必要になります。どれだけその議員との信頼関係があるのか。政治関係者か。などです。
内閣総理大臣秘書官がいい例です。
岸田総理も長男の翔太郎氏を政務秘書官として起用しています。(本日をもって辞任しましたが。)
よほど思想が強いか、コミュニケーションに支障なない限り、不採用になることはないので、安心して応募してみてください。
募集をかけていなくても、メールなどで問い合わせすればもしかしたら面接を受けさせてくれる可能性もあります。
議員秘書。どうでしょうか。
秘書になりたい人もそうでない人も一度求人サイトを見てみてくださいね。
それではまた。どこかでお会いできることを楽しみに待っております。
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