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利害の一致は大きな力~ビジネス結婚のすゝめ
結婚は人生において大きな決断だと思います。
「仕事仲間とビジネス婚した」と伝えて一番よく尋ねられるのは「どうやって踏み切ったの?恋人同士じゃないのに上手くいっているの?」です。
(そもそも恋人同士だからといってお前ら上手くいってないだろw)
「上手くいってるの?」は前回書いたとおりでして、「どうやって踏み切ったの?」について書いていきたいと思います。
踏み切った当時のお互いの共通点を上げていくと
・同業であり、フリーランス(器材やスタジオを共有できる)
・一人で仕事や趣味に没頭する時間が好き(邪魔されたくない)
・相手の時間を尊重できる
・家族親族がうるさくない(正月は必ず来い、孫の顔はやく見せろetc.がない)
・結婚式やるぐらいならその金額で器材を購入したい(金銭感覚が似ている)
・セクシャルマイノリティ(恋愛より自分の世界タイプ)
こんな感じで、お互い自由を奪われるぐらいなら結婚したくない人間でした。
スタジオも一人で所有するより負担が軽く済みます。
完全にお互いの利害が一致していました。
さらには
お互いバイセクシャルであり、周りから結婚や恋愛の話を振られるのが大嫌いで煩わしくて仕方なかったこともあります。
私はデミロマンティック/デミセクシュアルで、主人はどちらかというとゲイと当時言っていましたが…そもそもお互いそんなに会話しないのでよく分かりません。笑
「一つ屋根の下に異性がいたら、お互い我慢できるわけないだろ!」とか言ってる人とは全く異なる世界です。私からするとそっちが理解できない。
もともと強い信頼関係がありますが今のところ恋愛対象としては見れませんし、一緒に暮らし始めて3年たちましたが男女の関係も一切ありません。
部屋も別、食事も別、財布も別、まず生活サイクルが合わない上にリビングもない、でもお互いの力が必要になれば助け合うスタイルです。
家の中でも連絡は基本LINEでとってます。(ほぼ業務連絡)
家賃も折半なので、風呂トイレ台所スタジオ共有のひとり暮らし×2みたいな感じで過ごし続けています。
結婚して指輪をすることで「結婚しないの?」「いい人いないの?」は言われなくなります。
一応、銀座のいいお店に行って付け心地が良く、安いものを選びました。
「最強の武器!」「最強の防具!」と我が家では呼んでいます。笑
性格的な相性も大切ですが、ビジネス結婚を考える上で「利害の一致」は最重要事項かつ結婚に踏み切るきっかけになり得ると思います。
企業の合併と似ているんじゃないかと思います。
お互い好きなことを仕事にしていることもあり、一般的な人に比べて人生におけるビジネスの比重が大きいのだと思います。
利害が一致していれば、性格が合わなくてもや生活スタイルが大きく異なっても乗り越えていけます。大きな力になります。
利害の一致とのタイトルで書いてきましたが、結局は価値観の近似に繋がってくるのかもしれません。
また、時間が経つにつれお互いの利害が変わってくることもあると思います。その時どうなるのかは、その時書きたいと思います。
何処から何処までが普通で、何処から何処までが普通じゃないのか見極めが難しいのですが、ひとまず雰囲気だけでもお伝えできれば…。笑
ひとまず、
ビジネス結婚は人生の墓場になりません。
控えめに言って天国です。
今回はこのあたりで。また次の記事でお会いしましょう。
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