＼本日の特選素材～ハガツオ／

今日はかなり久しぶりの魚です。
正式名称はこのハガツオですが小田原では主に「ホウサン」と全然違う名前で呼ばれます!!

ハガツオの由来は「歯鰹」から来ているようで「歯が大きいカツオ」と言うことはすぐに分かったんですが、小田原の「ホウサン」ってどこから来たのか？
調べてみますといくつかあって一つはこの魚は鮮度落ちが早くて冷蔵設備の無い時代では魚市場に着いた頃はなぜか゛ホウ酸臭゛がしたとかしないとか？
また、もう一つがこのハガツオには見て分かるとおり縞模様がありそれが「唐棧織（とうざんおり）」という着物の縦縞に似ているから「トウザン」と呼ばれている地域が今でもあり、それが訛って「ホウサン」になったなと゛いくつか説がありました。

なお、このハガツオは名前にカツオが入っているからカツオに近い赤身の魚なのか、と思う方も多いとは思いますが個人的には青魚に近いのではないかと思っています。
またこれも調べてるとこの魚は゛サバ科゛になりますのでやっぱり青に近い。

とは言っても確かに赤身の要素も入っていますので言うなれば゛紫゛ですが・・・どちらかというと青が強いとすれば゛青紫゛とか゛紫紺゛ということになるんでしょうか？

この魚はサバに近いですから当然干物にしてもかなり美味しいんです!!
クセのないサバとでも言いましょうか？　強力な青魚の味からは少し上品な感じで食べやすいです。但し、青魚の強力な味が好きという方には物足りなさもあるかもしれませんけど・・・

この青魚の中にほんの少し赤身が混じったような゛紫紺魚゛はこの魚しかありませんので是非一度食べてみるといいかもしんないです♪