regretという神曲について語る
どうも、やまーるです。
前回、three countという神曲について自分語りを交えて思ったことを書き殴りましたが、思っていた以上に反響をいただきました。
僕の記事を見てthree countを好きになったというお声もいただき大変うれしい限りです。
今回はregretという神曲について、自分語りを交えて書いてみようと思います。前回を読んでいなくても楽しんでいただけるように書きますので、ぜひお付き合いください。
three countの時と同じく、歌詞に対して個人的な解釈を交えながら自分語りをします。筆者の恋愛観が出てきます。100%自己満足です。
それと今回は曲を聴いたことがある方は分かると思いますが暗めです。
また、前回は書き忘れていましたが筆者は音楽知識はほぼないので間違っている表現をしているかもしれません。悪しからず。
そもそもregretって誰の曲?
前回同様、「多分この記事を読んでるほとんどの人にとっては~」って書こうと思いましたが、regretに関しては他の曲にはあまりない歴史がありますのでちゃんと書こうと思います。(多分読んでる人は大体知ってるでしょうけど)
regretはonly my railgunやLevel5 -judgelight-等、アニメソングで有名なfripSideの2022年3月23日に発売されたinfinite synthesis 6(以下is6)というアルバムに収録されている曲です。
このis6は南條愛乃(Phase2ボーカル、以下ジョルノ)卒業を受けて制作されたアルバムですが、八木沼悟志(fripSideプロデューサー、以下satさん)がfripSideを結成する前に活動していたdistreview時代の曲をカバーをしており、その中の1曲がこのregretです。
distreview自体はもう2001年とかなり前で、調べても公式情報らしきものが出てこないですが詳しくはこちらのブログをご覧ください。
ちなみに、distreview時代のregretもfreakSide(公式ファンクラブ)で限定公開されてますので是非
公式が公開してくれるの本当に神過ぎる……
regretを好きになったきっかけ
細かく語る前に僕がこの曲を好きになったきっかけについて。
普段、僕が音楽を聴くときはあまり歌詞の意味を想像せず、音楽性を重視して聞く傾向があります。イメージ的には外国語の意味はわからないけどなんかかっこいい!みたいな感じで歌詞を表面上だけ聞いてるような感じでした。
そんな中、three countと同じようにランダム再生でregretが流れてきて歌詞が身に染みる感覚を再び味わいました。
曲名にもある通り「後悔」がテーマの曲ですが、悔やんでも悔やみきれないような後悔をしたことがり、そのタイミングで再生されたことで歌詞に対して強い共感を覚えました。
曲調も90年代、00年代チックなところがめちゃくちゃ好きな曲だったのですが、さらに好きになってしまいました。
regretの個人的解釈
前回は歌詞を抜粋しましたが、今回は気持ちが乗りすぎて抜粋できませんでした。もしこの記事がbanされたらちょっと考えます。
それと2番からは音に関する話は割愛させていただきます。
また、原曲(distreview)の歌詞は実は表現の仕方が結構違うのですが、今回は割愛させていただきます。
イントロ、1番Aメロ
どこか昔懐かしさを感じさせるギターソロ、ベルから始まります。
なんというか90、00年代を感じさせる雰囲気がありますよね。原曲とはリードメロディは結構変わっている感じはあるのですが、このいい感じに昔を感じさせるメロディが変わっていないのは本当にすごいと思います。僕個人としてはこの年代の曲はめちゃくちゃ好みなのですでに大好きですね!!!
「あの頃は」とあるのである程度時間が経った後でしょうね。
ある程度時間が経った後でも心に大きな穴が開いて埋まっていない、というところを2、4行目で表現していると思っています。
めちゃくちゃ分かります。ずっと楽しかったであろう「あの頃」を思い出しては虚無感に襲われているんだろうなぁって僕は感じました
1番Bメロ
自分自身の感情に目が眩んでしまって恋人のこと(大切なもの)を見失ってしまったのだと思っています。
嫉妬なのか、それとも我儘なのかはわかりませんが、自分自身の感情が暴走してしまって相手のことを考えているようで自己都合で動いてしまったのだと思っています。
そしてそういう人ほど3行目のことを理解しているつもりだと思っています。本当は取り戻すことが出来るかもしれないのに自己都合で動いてしまう人は取り戻すことが出来ないって諦めてしまうと思っています。
思っていますだらけですみません。
正直僕も同じタイプです。メンヘラです。
僕は人に嫌われることを過剰に怯えてしまう自覚があるので本当にここの歌詞は自己解釈にはなりますが共感してしまいます。
ここの歌詞やばすぎません???めちゃくちゃ刺さるんですけど???
そしてそれを表現するジョルノの歌い方。ビブラートが綺麗すぎるが故の表現力。感情表現凄すぎる……
1番サビ
きっとこのままいけば結婚も含め長い間共に歩いて行く間柄だったにもかかわらず、Bメロで表現していたであろう自分自身の負の面の感情の暴走によって自身から別れを切り出したのか、相手が耐えきれなくなって別れを切り出されたのでしょう。
そして、時間が経ってめちゃくちゃ後悔している。泡が弾けるように消えてほしいのに消えない、思い出したくないという表現をしていると思っています。
めちゃくちゃ分か(ry
僕も似たような経験があります。もう数年経っていますが中々自分を許せない部分があります。最近になってちょっと許せるようになってきました。
regret全体を通して言える部分ですが、この歌詞は分かる人と分からない人が出てくると思っています。
若輩者ではありますが、分かる人は自分を許してみてください。いつまでも過去の幻影にとらわれると本当に心と体が壊れてしまいます(体験談)
結局自分を許せるのは最終的には自分しかいません。きっとそう考えられる人は必要以上に反省しているので、日々少しずつ自分を許す練習をしてみてください(自戒)
すみません、自分に言い聞かせる部分もあって偉そうに書いてしまいました。
曲そのものの感想にはなりますが、遅めの4つ打ちがすごく味を出していると思います。これも90、00年代の曲って感じる要素の1つだと思います。
後ろのピアノもいい味出してますよねぇ……
2番Aメロ
きっとこの歌詞の主人公は自分に厳しすぎる人なのだと思います。
忘れられない過去の失態、恐らく一時的にでも忘れていた相手に対する申し訳なさ、そこ全部込みで「自分のことまだ許せない」となっていると思います。
相手はそのメンヘラな行動に対しても受け入れてくれる人だったのでしょう。けどそれを受け入れられない、メンヘラな人はそういう人です、何もかも疑ってしまうのです。(自戒)
どの人に対してもそうですが、ありとあらゆることに対して不安を持ってしまいます。自分を含めて信じられるものが何もないのです。その結果、相手が疲れてしまって傷つけてしまう、それを表現した歌詞だと思っています。
正直僕はこれを書きながら反省の意で泣きそうになっています。もしこれが分かる人は先ほども書きましたが本当に自分を許す練習をしてほしいです。ダメならお話聞きます。力になれると思います。
2番Bメロ
気持ちはずっと同じものであり続けるものではない、ということを表現している歌詞だと思っています。
最初は自分のことを愛してくれた、でも自分がちょっとしたことで不安になって相手を傷つけていって、本当は相手は傷ついていなかったかもしれなくても傷つけたと思ってもっと不安になって、負のループに入り相手が耐えられなくなって、雲が霧散するように相手の気持ちが少しずつ欠けて消えてゆく、そしてそれはもう暴走しているからだれにも止めらない。そういう表現だと思っています。
はい、僕はやらかしたことがあります。ここも表現力えぐいポイントです。
2番サビ
別れてしまって時間が経って、そこから後悔(regret)している様を表現していると思っています。
他のパートで書いたような一時の感情の暴走の結果、相手に依存していたことに気づいてしまう(自身としては依存していたつもりはなくても)という、正直かなりきつい自身の気持ちに気づく場面だと思います。
残酷なことに自分自身が招いてしまった結果であり、それはきっとこの主人公も分かってしまうからこそ、後悔(regret)しているのだと思います。
はたから見れば自業自得であり、自身でもきっと冷静な時は分かっているのだとは思いますが、不安な気持ちに押しつぶされるあまりそれが把握できずこの結果になってしまったのでしょう。
Bメロ、ラスサビ
2番サビの感情を経験した上の想定で言うのであれば、この主人公はかなりの自己嫌悪、現実逃避に陥っていると思います。
恋人を失った後に「どうして相手を信じられなかったのか、相手を追い詰めてしまったのか」と自分を責めて、後悔(regret)している状態です。
結局、1番の歌詞で「あの頃」と表現していることからこの曲は過去のことを悔いている話なんでしょう。
これまで僕が考察してきた内容を忘れたい、けど忘れられず自分を責め続けている、何なら一時でも忘れていた自分すら許せない、そういう自己肯定感の低い主人公だと解釈しています。
最後に
恐らく今回の僕の解釈は分かる人とそうでない人が極端に出てくるのではないかと思っています。正直このまま公開するか悩むほど、自分の感情丸出しにしてしまっています。
もし、この僕の表現が分かる人は前述のとおりですが自分を許してあげてください。自分を許さないと一人で勝手に苦しんでいるだけです。
僕も最近になってやっと自分を許す練習ができるようになりました。1人だとなかなか自分を許すことは難しいので、誰か頼れる人がいるのであればその人に相談したり、いないのであればそういう人を作ることも大切だと思います。
逆に、あまりこの歌詞考察に共感を得られなかった人はそれはそれでいいことだと思います。結局は感じ方、考え方の違いですので。
ただ、そういう自滅するような考え方の人もいるんだな、と理解してもらえるだけでも一個人としては良いのかなと思っています。
最後の最後ですが、僕の座右の銘は「やらないで後悔するよりやって後悔したほうがいい」です。
やった上でダメなのであればまだ諦めがつく、そういう考えのもとで動いています。
同じように後悔している人がいましたらこの記事がその支えになりますように。