私は薄毛を治療しています。①始まりのQB
物語の始まりはQBです。
あの1000円カットの。
カットが終わると、例のヤツ「後ろ、こんなんなってマース」と鏡で後頭部の感じを見せてくれますが、アレ要らないんですよね。私のように、短髪ツーブロ風であればそれで良い派の40代男性にとっては。
というのも、2年ほど前から、「後ろ、こんなんなってマース」の時に、いよいよ髪型よりも地肌が見える面積に目が行くようになり、ゆるゆる進行中のM字問題だけではないことを突きつけられるようになったからです。休日の床屋で、辛い現実に直面するわけです。
私のAGAの物語はとっくのとうに始まっていました。
でも、それを書き進めようとせず、Finしようとしてたんです。
この2年間は、特に夏場、辛いものがありました。
髪の水分が空気中に奪い取られ、パッサパサのスッカスカになるのですから。
ついにはウチの5歳の子どもにも、薄毛をいじられるようになり(悪気はない)、これはいよいよ万事休すか!となりました。
途方に暮れたのです。
私のFacebookに表示される広告は、たちまち薄毛治療のクリニックの宣伝一色になりました。
それほど、気にしているなら、なぜ治療を受けないのか?
結局のところ、恥ずかしいんでしょう。それから、初診の時に
、「あ、これ手遅れっすね。チェックメイトっす」みたいなことを言われたら、最悪じゃないですか。スキンヘッドにしてメガネと帽子のオシャレを楽しむくらい割り切れれば良いのですが、そうも行きそうにない。
しかし自問自答のすえ、私はこの問題に立ち向かうことにしたのです。
物語の続きを書き進めようと心に決めました。
要はクリニックで薄毛治療をすることに踏み切ったのです。
②に続きます。
読んでくだすって、ありがとうございます。