私は薄毛を治療しています。⑧再戦！QBハウス（最終話）

フィナステリドとミノキシジルを飲み始め、4ヶ月が経過しました。

私の髪の毛はその密度を増し、伸びると散らかっていた髪は、しっかりとしたまとまりを見せ、散らからなくなりました。
もはや、初対面で私のことを薄毛だと思う人はいないでしょう。

つまり、髪がフサフサになったのです。

昨年の夏頃まであんなにユウウツだったのに。今では、公衆トイレの鏡を使って、堂々と髪を手ぐしでセットしたりすることだってできるわけです。これまでは、そんなことしようものなら、周囲から（イヤイヤ、意味無いでしょ？その髪じゃ。早く鏡開けてよオジサーン）という声が漏れ聞こえてくることが怖くて、手洗いもそこそこに鏡を見ることも無く、足早に立ち去っていたのに。

ブルース・ウィリスやニコラス・ケイジといった億万長者でさえ、自分の毛を取り戻すことができなかったのに…ホント信じられない時代になったと、つくづく思います。

AGA治療、バンザイ。

2022年1月某日。私はある場所に居ました。 

この日を待っていたのです。
私はQBハウスでチケットを購入していました。
この物語のすべてはQBハウスから始まったのでした。

カット終わり、「後ろ、こんなんなってマース！」の時、鏡に映った後頭部の地肌の面積の広さ、カットの仕上がりなど気にする余地もないほどでした。

あれから5ヶ月。
今こそ、復讐を果たすとき。あの時の自分を成仏させる瞬間。

カットされる鏡の中の自分をしっかりと見据えることができる。カットの行く末を見守ることができる。もう目をつぶって耐えなくてもいい。そんな甘い15分間。

「後ろ、こんなんなってマース！」

後頭部を映す手鏡に映し出されたのは、地肌など、ほとんど気にならない後頭部でした。

「黒ッ」。私は思わずそう呟いたのでした。

もし、この記事を読んでいて、薄毛に悩まれている方がいるのなら、私は絶対にAGA治療をオススメします。
私は4ヶ月で逆転しました。そして、何よりこの間、ただの1度も通院なんてしてないのです。たった1回のカウンセリングと、たった2回の診察を、いずれもオンラインで受け、送られた薬をまいにち忘れず飲んだだけです。

まだ、薄毛に悩みつづけますか？

終わりです。
読んでくだすってありがとうございました。

〈完〉