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第14話 味もカラフルなメキシカンカラー「日清ウマーメシ メキシカンチリ飯」
チリの辛み、トマトの酸味。チリというと大きく2種類あるらしい。
アジア圏で言うチリとはトマトに様々な香辛料を加えたソース。別に中南米でチリと言えばチリペッパーを言い、唐辛子ベースのソースらしい。
さて今日はカップメシを食べることにする。「日清ウマーメシ メキシカンチリ飯」だ。メキシカンというくらいだから後者の中南米のチリを味わえるのであろう。辛いものもトマトも大好きなので楽しみである。
僕の住む日本の僻地・陸の孤島では、飲食店も限られており、もちろんメキシカン料理を出す店なんてものはない。外国?の料理と言えばラーメン屋とピザ屋があるくらいのものだ。数年前に出張で東京に行ったときに、羽田空港の出発ロビーで多国籍料理の店が並ぶ光景を見て、えらく感動したことが思い出される。
特にメキシコの料理なんてほとんど食べたことがないから、この味が僕の中でメキシコ料理のベースとなるであろう、重要なポジションである。ちなみにメキシコ料理について調べてみると「タコス、ポソレ、セビーチェ・・・」聞いたこともない名前が並ぶ。
さてそれでは今日もメキシコに行ったつもりで食べてみたいと思う。
メキシコと言えば遺跡、チチェン・イツァで有名なマヤ遺跡。熱帯気候、サボテン、カラフルなデザイン・・・などイメージしながらさっそく開封。
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ふたにつけられた「特製ウマーの素」を取り外し、蓋を開けてお湯を注ぐ。スパイシーなチリの香りが湯気とともに湧き上がる。ここで一回かき混ぜておかないと、お湯を吸わずに硬いままのライスが残ってしまうことがあるので気を付ける。
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辛い商品と言えば唐辛子のものが多いが、今回はスパイス系だ。久しぶりで楽しみだ。5分待ち、さっそく一口。酸味とカレー風のスパイスではっきりと輪郭のある味に、後に広がる旨味と甘さ。シャープな中に奥深い味わいがある。シビ辛感もあるがそれほど強くない。花椒のビリビリ感は個人的に少し苦手なのだが、これはそこまでのシビ辛はなく、メインはやはりスパイスの辛さだ。
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さて、忘れてはならない「ウマーの素」をかけてみる。「これでバッチリ」だそうだ。職場の看護師さんたちの前で使ったら時間が停まりそうだな。それはさておき、開封してかける。クリアレッドのオイルだ。濃淡が残るよう軽く混ぜて食べ比べてみる。ツヤとうまみが、そしてトマトの香りも引き立つようだ。
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このカップメシシリーズは個人的にはなかなか好みである。熱々の雑炊をスプーンで流し込み、ハフハフ言いながら食べるのは、ラーメンとは違った楽しみ方ができる。それに普通のコメとは少し違った、弾力のある歯ごたえもなかなか面白い。
スパイシーで、酸味があり、旨味、甘み、シビ辛、香ばしい香り・・・まるでメキシカンカラーのごとくカラフルなお味だった。ごちそうさまでした。