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第43話 どっしりスタミナ!「奈良天理スタミナラーメン」

お金と時間ができたら全国を旅してまわりたいと思っていたが、そのような余裕はこれから先もできそうもない。さらにコロナ禍で隣の県への旅行すら難しくなっている。仕方ないのでグーグルアースを見ながらご当地のものでも食べてエア旅行でもするしかない。

さて今日は奈良県だ。

中学生のころ飛鳥地方の古墳や巨石遺跡に興味を持ち、親に頼んで奈良県に家族旅行に連れて行ってもらったことが懐かしい。石舞台古墳や奈良の大仏がすごかったのを覚えている。

そしてその奈良市より南へ。天理市だ。

僕は天理市には行ったことがないが、多くの社寺や遺跡に美しい自然の景観、そして多くの信者さんの巡礼地である独特な建物が並ぶ都市の景観というのも興味深い。

その天理市で有名な料理が奈良天理ラーメンだ。

奈良県天理市のご当地ラーメン「天理ラーメン」。どんな特徴なのだろうか。

天理ラーメンのスープはトンコツ、鶏ガラのダシをベースにした醤油味で、辛く濃厚でコッテリとした味が特徴である。具には炒めた白菜、豚肉、ニラなどがよく使用される。全国から集まる天理教の信者や地元の天理大学などの学生向けに作られた中華料理をベースとしたラーメンを供したのが元になっている。(wikipedia)

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%A9%E7%90%86%E3%83%A9%E3%83%BC%E3%83%A1%E3%83%B3

「天理スタミナラーメン」、「彩花」などがとくに有名らしくいずれも奈良県内を中心にチェーン展開されているそうだ。

というわけで久しぶりに寿がきやさんのカップめん『奈良天理スタミナラーメン』を手に取った。『全国麺めぐり』というブランドで、各地のご当地ラーメンを再現しているようだ。

白菜が旨い!スタミナラーメン
ご当地ラーメンをカップめんでお手軽に楽しんでいただける『全国麺めぐり』シリーズ。
関西地方を中心に根強い人気を誇る「奈良天理ラーメン」は、具材に白菜を使う個性的なスタイルの元祖とされるラーメンで、スープにも野菜の甘みが溶け込んだ奥行きのあるおいしさが特徴です。

HPより

さて、それではさっそく食べてみたい。

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小袋はシンプルに2つで白菜、にら、豚肉の『かやく』と『液体スープ』だ。

開封しただけでもうニラが香ってくる。そしてお湯を注ぐとニンニクの香りがたつ。
5分を待ち、液体スープを入れる。サラッとした醤油スープだ。

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それではさっそくいただいてみる。スープはピリ辛のしっかり醤油味だ。ニンニクのコクが効いていて、シャープなのになかなかの存在感がある。しょうゆラーメンの味かと言われるとそうでもなく、中華風のだしも効いている。そして白菜のシャキシャキ感と、豚肉の豚肉感はなかなかのものだ。

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麺はツルツルしていてするりと口に入る。サラサラのスープなので麺への絡みはどうかなと思ったが、麺はしっかりとスープの味を含み、麺の甘さと一緒になりコク深い味わいになる。

スタミナラーメンと銘打たれるだけある。醤油ベースなのにこのどっしりとした存在感。これを現地で、たっぷりと具材を入れたものを食べればなおおいしいのであろうな。

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