第59話 夏になったら辛いものはなぜ?「レッドシーフードヌードル」
レッドシーフードヌードル。
これ、夏限定らしい。これまでにも発売されていたらしいが知らなかった。
シーフードヌードルはその滑らかな口あたりがうまくて、カップヌードルの第一選択肢だ。それが辛くアレンジされたとなると、辛党の僕には選ばない理由がない。
ところで夏になると辛いものが欲しくなるのはなぜだろう。それに赤道直下の熱い国々で辛い料理が多いのも何か関連があると思うけど。
ネットで探してみたら、このようなことが書いてあった。
・汗をかいて体を冷やす
・脳内麻薬の「エンドルフィン」が分泌される
・夏の単調な料理に飽き、刺激が欲しくなる
どれも特に明確な根拠は書かれてない。よくわからない。詳しいことをご存じの方がおられたら教えていただければ嬉しい。
そういえば僕は年中辛いものが好きなので、夏だから特別にということはないのを思い出した。とにかく「辛いは旨い」なので今日も楽しみだ。
さて、それでは食べてみよう。
今日も仕事場での昼食なのだが、忙しい日はこのタテ型がお手軽でいい。さっそく開封だ。オレンジ色のパウダーにまみれた麺に、シーフードのかやくだ。香りはシーフードヌードルの香りに+αされたような感じだ。何の香りかはよくわからない。
お湯を注いで3分。スープからすすってみる。オレンジ色のスープだ。味はシーフードヌードルのまろやかな感じを辛さが覆っている感じだ。辛みは強くないがのどにピリリと刺激はくる。シーフードヌードルっぽさはやや控えめになっている。
ちなみに辛さレベルはパッケージに5段階中2と表示されている。最初は辛みを感じたが、その後はそれほど辛みを感じない程度だ(僕は激辛好きなので辛み感覚がバカになっているかもしれない)。
麺はカップヌードルらしい薄い平麺で、箸で持ち上げるとどっさりとすくえ、これがなかなか満足感が得られる。麺の間に取り込まれた具やスープもおいしい。
ただ、やはりノーマルのシーフードヌードルのほうが個性はある。辛さというインパクトを加えた分、シーフードヌードルの味が薄れてしまった感はある。シーフードヌードルの変化球という感じだろう。
そうそう、ちょうどナースステーションに来られた臨床心理士さんに、夏になったら辛いものを食べたくなるのはなぜか聞いてみた。
心理士さん「え?…」
僕「心理学の範疇じゃない?」
心理士さん「はい、多分…」
次は栄養士さんに聞いてみよう。
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