たくさん撮りましょう
憧れの写真家
以前「好きな写真家」について記事を書いた
自分には、もう一人というか、一番好きな写真家がいる。幡野広志さん
「うまくてダメな写真とヘタだけどいい写真」という本を出されて、知ってらっしゃる方も多いと思う
この記事のタイトル画像は二回目のワークショップに行った時、スマホケースにサインいただいた時の写真
「たくさん撮りましょう」
”写真嫌いになりかけてた“
”自分で難しく考え過ぎてた“
二回目のワークショップは
光の読み方•現像等、色々学ぶカリキュラムだった
光とか現像とか、しっかり学んだことないので役に立つというのはあったけれど
一番の目的は
”写真って、簡単で楽しいモノ“
また、そう思えるようになりたかった
これが参加した一番の理由
一回目のワークショップ参加も同じ理由だった
今回の記事、本当はワークショップ二回目の話を書こうと思ったけれど、文才ある方が既にいくつか上げられてたので、ワークショップに参加してみたいと思われてる方でどんな感じなのか気になっている方はそちらの方が良いかと
自分は幡野さんを知ったキッカケや、写真展•ワークショップに行った話等、色々綴ろうと思います
かなりの長文•乱筆です💦
お時間•興味ある方だけどうぞ🙇♂️
優しい写真
数年前、一冊の本を手にした
それで、幡野 広志さんという写真家がいるんだということを知った
写真も文章もスッと入ってくる
丁度そのタイミングで、銀座で幡野さんの写真展が開かれるという情報を知った
仕事早々に切り上げ、写真展に行った
その時は正直、写真にそこまでハマってなかった
博物館の一角で、風景写真が飾られてるのを見たことがあるくらい
写真の良し悪しなんてわからない
そんな奴が、仕事終わりに何故わざわざ静岡から新幹線使って銀座へ向かったのか、今思うと不思議な気がする笑
終了時間に近かったけれど、会場はまだ多くの人で溢れてた
タイトルは「優しい写真」
タイトルどおり「優しい写真」が沢山並んでた。
幡野さんのお子さん、優くんの写真がいっぱいだった
写真見て心を揺さぶられることは今までなかった
会場出たあとも余韻が収まらない
銀座のど真ん中を、オッさんが涙しながら歩いてたなんて、今思うとキモさしかないけど…苦笑
自分も子供•家族の写真、もっと撮っておけば良かったな
良い心地感に包まれながら
そんなことをボンヤリ考えてた気がする
子供が産まれた日
会場では優くんが産まれた日の写真も何枚か展示されてた
自分には、産まれた日の子供の写真が一枚もない
妻が救急車で運ばれ緊急手術。あと数十分遅れていたら妻も子供も失っていたかも
自分の子供に会えたのは生まれてから数日後だったと思う
初めて見た子どもは、NICUの保育器の中でたくさんのチューブや注射器等に繋がれ、痩せ細った小さな姿だった
オギャーと元気に泣く姿とはほど遠い
でも呼吸で身体が少し動いてる
「頑張ってるね。偉いぞ」
心の中で応援しながら、保育器の中の息子を見てるだけで精一杯だった
数週間してようやく、写真を撮った
まだ沢山のチューブや注射器に繋がれた姿
子供が20歳になったら見せられたらいいな
そんなこと思ってた
幸い子供は元気に育ってくれた。
無事、成人もした
でも、産まれた後に撮った写真、まだ見せていない。自分もほとんど見ていない
いい写真かどうかわからないけれど、自分に何かあった時に、本人が写真掘り出して何か感じてくれたら嬉しいな
「君は本当に頑張ったんだよ」
「お母さんも病室から毎日、NICUへ足を運んで君を応援してたんだよ」
そんなことが伝わる写真が一枚でも撮れていたらいいなと思う
伝わる写真
話がそれてしまったので戻します💦
いいオッさんになってしまったので、今さらメジャーリーガー目指すのは無理
でも、写真しっかり学ぶのは遅くないんじゃない?
上手い写真を撮るのは無理。
下手な写真でも
「誰かに何か伝わる」
「撮られた人が喜んでくれる」
「あの時こうだったね」と思い出す
そんな写真が撮れるようになれたらいいなと
思った
それが、自分の写真沼の始まり
これまであまり撮ってこなかった
家族の写真を撮ることも増えた
いざ、幡野沼へ
こうして写真沼に落ちたけれど、同時に幡野沼にも落ちた笑
幡野沼って、“印旛沼”っぽくない?って感じるのは自分だけ?
そんなことはさておき、
再度、幡野さんの写真展が都内で開かれると聞いた。行くしかない
この時、初めて幡野さんとお話させていただいた
緊張して何話したか覚えていない
「緊急するほどの者じゃないですよ」と声かけていただき、優しく気さくな方だなと感じたのは覚えている
トークイベント
幡野さん、糸井さん、古賀さんのトークイベントにも出かけた
今、思えば凄いメンバーだったなと改めて思う
この三人揃えば当たり前かもだけど
楽しすぎたイベントだった
ワークショップ
写真展•トークイベント•ワークショップ等に参加すると、毎回、女性の多さや遠方から来てる方が多いなと感じる
皆んな、幡野沼に落ちた人ばかりだ笑
写真歴自慢も、機材自慢も、マウントとるような方もいない
だから、すぐ仲良くなれる
どのイベントも毎回、物凄く心地いい
これだけで、写真嫌いになりかけてた気分の8割は吹っ飛び、ワークショップ終わる頃には
「写真、楽しい!」
「たくさん撮るぞ!」
ってなってる
自分が単純な性格だからかもだけど
参加された皆さんも同じじゃないかな笑
ワークショップの一回目•二回目で教わったことは、自分が書くと三次情報になるので書きません
写真難しく思ってる方
悩んでる方
行き詰まってると感じてる方
興味あるけれど、iPhoneしか持ってない方
…
大丈夫です!
ぜひ一度、ワークショップへ!
実際に味わってください!
写真に対する考え、ガラッと変わるし
何より撮ることが楽しくなります
自分も、折角好きになった写真を嫌いにならないために、三回目のワークショップに向け資金頑張って貯めてる最中です
ぜひどこかでお会いできたら嬉しく思います
お会いしたい際には、同じ幡野沼に落ちたモノ同士、色々語りましょう笑
最後に二回目ワークショップの道中と、ワークショップで撮った写真を添えて
たくさん撮りましょう
皆さんもよい写真ライフを
長文•乱筆失礼いたしました
最後までお読みいただきありがとうございました
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