平日は介護士、週末は猟師な山暮らし
みなさん、初めまして!やまかんライターのゲンです!
今年の4月に、猟師になるため岐阜県からここ遠山郷にIターン移住してきた25歳です。現在、介護福祉の仕事をする傍ら一人前の猟師になるため日々奮闘しております。
猟師になるために移住!?なぜ!?って思われた方きっといるでしょう。
突然ですが、みなさんは山鳩を自分で捌いて食べるという体験をしたことがありますか?
ということで、まずは遠山郷移住までの経緯を含めた簡単な自己紹介から始めたいと思います。
大学時代の挫折というターニングポイント
僕は東京の大学に通っていたんですが、大学3年生あたりでちょっとした挫折を経験しました。それは今まで自分が持っていた考え方や価値観が崩れたときでもありました。
そして、「生きるってどういうことだろうか?」とすごく悩みました。
その中で、僕が猟師を目指すきっかけとなる出来事がありました。
生きることの本質を知る、とある経験
ついさっきまで生きていた、まだ温もりの残る野生の山鳩を自分で捌いて食べるという体験をしました。
「きっと生きるってこういうことなんだろう」
つまり「生きる」っていうのは「生かされてる」ってことなんだと。
自然や生命や、そして人との繋がりの中で自分は生かされているんだという感覚が自分の中に芽生えました。
頭では分かっていましたが、実感を伴って理解したのはこの瞬間だったのだと思います。「繋がりの中で生かされている」と自覚したことで、今まで当然のことだと捉えていたことに対して喜びを感じ、感謝の気持ちを抱くようになりました。
そして自分たちが心豊かに、幸せに生きられる方法は、命・自然・人との繋がりを実感しながら生活をすることだ、と確信したわけです。
自分の中で「暮らしを自分の手でつくる」ということが大きなテーマになっています。その中で、「食」という部分から出発しようと、猟師になることを思い立ちました。
そして、猟師になるため遠山郷に移住することとなるわけですが、、、
遠山郷移住を決意させた、ある出会い
遠山郷に移住を決めるに当たって、ある人との出会いが欠かせない要素なんですが、これについて語り出すと終わりが見えないので今回は後ろ姿だけご紹介します!
益山さんという方で、僕と同じ鹿児島県沖永良部島出身のIターン者です!
狩猟・魚釣り・きのこ狩り・畑etc..山暮らしのスペシャリストであり、猟師のことや遠山郷ライフの楽しみ方の全てを教えてくれる、僕の頼れる兄貴でもあります!
現在は、猟師としての経験を積むことがメインで、益山さんに付いて山の事や狩猟の事を一から教えてもらい学んでいます。
11/15から狩猟期間!!いよいよ猟師として本格デビューします!!
初出猟の様子や、猟師の日常などアップしていきたいと思いますので、そちらも乞うご期待!きっと濃ゆい内容になるはずです。
それではやまかんライター ゲンでした!